Wikipediaより抜粋
コミ共和国(露:Республика Коми)は、ロシア連邦中北部の共和国。首都はスィクティフカル。北西連邦管区に含まれる。ウラル山脈の西部、東ヨーロッパ平原の北東部に位置する。西北部でティマン山脈を境界とする。石炭、原油、天然ガス、金、ダイヤモンドなどを産する。
面積は415,900km²。その70%以上をタイガが、約15%を沼地が占める。ウラル山脈北部の32,800km²に及ぶツンドラは、ヨーロッパ最大の原生林に覆われており、ユネスコの世界遺産に登録されている。
19世紀から20世紀はじめにかけて集中的に入植が行なわれた。入植者の多くは、北方の開発のための労働力として大量に送られた囚人であった。1929年8月22日にコミ・ジリャン州として設置され、1929年12月5日に共和国に昇格。1992年5月26日よりコミ共和国となる。