こんにちは。葉菜です。

ええーと、サブブログはじめました。
そっちでは、学校のこととかを書いていきたいと思います。

サブブログはリア友さんが見るので、小説のことにはいっさい触れないでください!!
これ、重要です。

わかくさいろ日記
これです。

けっこう、のんびりふわふわな感じにしていくので休憩がてら見に来てください。

小説もちゃんと書いていくのでっ
ご心配なく!!

わかくさいろ日記、すみれ色日記ともども、どうぞよろしくお願いします。

by葉菜
「一樹、来週の日曜日、暇?」

翌日、教室で一樹に会うとさっそく聞いてみる。

「来週?あいてるけど?」

不思議そうな顔で答える。

「いや、星空観測っていうのがあるだろ?あれ行くかなーと思って・・・。」

もぞもぞと恥ずかしそうに話す悟を、冷めた目でみる一樹。

「行かないけど。お前、行くの?」

「え!あ、うん・・・。妹が行くって言ってて・・・。俺一人じゃ、つまんねーし・・・。」

一樹は一瞬考えたような目をして、ふと後ろを振り返る。

振り返った先には都夜奈がいた。

一樹は、納得したように笑ってうなずいた。

「行くよ。俺も。」

「まじ!!よかったあ。じゃあ、日曜日の6時50分に俺の家に集合な!絶対だぞ!!。」

「ああ。わかったよ。」

悟は、一樹の顔をもう一度見て、ほっとしたように肩をなでおろした。


~~~~あとがき~~~~
こんにちは。葉菜です。

久しぶりの更新になってしまいました。
今週の木曜日に初の中間テストがあります・・・。
やだよーー。
今日から、テスト対策で部活がありません。
つまんないよーーー。

誰かー遊んでくれーーー。

それでは・・・
「母さんー。俺も星空観測行くからー。」

夕飯の時間。

隣では、自分のご飯にぱくついている里美。

正面には、里美に「野菜も食べなさい。」などと言っている母、春枝。

「母さんー。俺も星空観測行くからー。」

悟は小さくつぶやいた。

里美は相も変わらず、夕飯に夢中だ。

春枝は、ご飯をつつく手を止め顔を上げる。

「え?来るの?」

「うん。一樹も来るから。」

なるべく、目を合わせないようにうなずく。

「まあ、別にいいけど。めずらしいわね。あんた、お母さんが話した時は全く興味なかったのに。」

「一樹が行くっていうから、行くだけだよ。」

「あら、そう。」

春枝はそれだけ言うと、ご飯に集中を戻した。

悟は、一樹をどうやって星空観測に引っ張り込むか、頭を抱え始めていた。


~~~~あとがき~~~~
こんにちは。葉菜です。

お昼寝しちゃいました。
2時間ぐらい、寝ました。
今日は、引き渡し訓練だったので部活動もありませんでした。
だから、暇だった~。
こんくらい寝ても、夜はちゃんと寝られるので!!

明日は、土曜日だけど授業があります。
部活ももちろんあるので、がんばってきます!!!

それでは・・・
「絶対に来い。」

遠まわしだが、都夜奈はそんなことが言いたかったんだろう。

チラシをきれいに折りたたんで、ポケットに入れるとやっと家に入る。

「ただいまー。」

「おかえりー。」

リビングのほうから里美の声がした。

テレビでも見ているのか、ずいぶんと賑やかだ。

たまに、里美の笑い声も聞こえる。

足音をなるべく立てないように自分の部屋に上がる。

ドアをそっと閉めると、チラシをもう一度読み直す。

「春のこども星空観測」

日時 4月末日(日)
    7時~

場所 寿川上流広場

持ち物 懐中電灯(オレンジ色の光の物)

小学生の子大歓迎!!
必ず保護者の方で来てくださいね。


などなど。

悟はリビングに降りると、案の定里美がテレビを見ていた。

ポテチをほおばりながら、ゲラゲラ笑っている。

「里美、春のこども星空観測ってお前行く?」

「うんー。お母さんと行くよ。なに?お兄ちゃんも行くの?」

「あ、ああ。一樹が行くって言ってたから・・・。」

うそだ。一樹はそんなこと一言も言っていなかった。

「でも、ホゴシャと行かなきゃいけないんでしょ?」

「ああ。だから、俺も連れて行ってもらおうかと思ったんだけど・・・。」

「へえ。いんじゃない?お母さんに言っといてね~。」

それだけ言うと、里美はテレビに集中を戻した。


~~~~あとがき~~~~
こんにちは。葉菜です。

部活、楽しいです。
今、体育で体力テストやっているんですけど、改めて自分の運動神経の悪さにびっくりです。
今月は中間テストもあるし・・・。
中学生になって、いきなり忙しくなりました。

でも、がんばります!!

コノハの世界事情、好き!!
夕焼けに染まる坂を、額にうっすらと汗を浮かべながら登る。

体中砂まみれで、泥臭い。

体全体で、「草野球、やってきました!!」と訴えているようだ。

玄関先に自転車を止めると、ふと思い出したことがある。

いや、違う。

ずっと気になっていたんだ。

ポストの中が。

ゆっくりと、ポストを空けると中には一枚のチラシが、無造作に入っていた。

「春のこども星空観測」

と黄色い丸文字でプリントされた、お知らせチラシだ。

日時、場所、もちものなどなど・・・。

何気なく、チラシを裏返してみると、殴り書きで

「当日、私は爽美と行くから。」

と書いてあった。

都夜奈が何を伝えたいかは、一目瞭然だった。


~~~~あとがき~~~~
こんにちは。葉菜です。

おばあちゃんの家に行ってきました。昨日帰ってきたんです。
親戚から、トランペットを借りてきました。
これで、たくさん練習できます。
たのしみだな~~~

それでは、また・・・


アニメイトに行ってきます!!
「じゃあ、またあとで広場でなー!」

「じゃーなー!」

下校中、一樹と野球をする約束をした。

きっと、広場に行けばクラスメイトや同じ学校のやつらがいるだろう。

途中で別れて、悟は家へと続く坂道を自転車で登り始める。

都夜奈や爽美に会ってしまわないか、心配したが大丈夫そうだ。

長い坂を登りきると、すぐ我が家が見えた。

我が家の向かいには都夜奈の家。

少し行けば、爽美の家がある。

考えないようにして、家の前に自転車を止めて、玄関を開ける。

ランドセルを放り投げ、バットとグローブをリュックに詰め込むとすぐに家を後にする。

さっき、登った坂を駆け下りる。

坂を下りる最中、遠くに赤いランドセルの集団が見えた気がしたが、気がつかないふりをして、先を急いだ。


~~~~あとがき~~~~
こんにちは。葉菜です。
なんか、このお話を書いてると、小学生のころの自分を思い出します。
毎日、遊んだな~。

あはは、まだ、卒業してあんまりたってないんですけどね。
それでは・・・


アヤノの幸福理論、泣ける!!
都夜奈に自分の気持ちを見透かされ、恥ずかしさのあまりうつむく。

その行動は、まるで都夜奈の言葉に対しての肯定として受け取れるだろう。

もちろん、本人もそう受け取ったらしい。

「来週の日曜日、寿川の上流で星空観測があるの。詳しいことは、チラシを悟君の家のポストに入れておくから。」

それだけ言い残すと、何もなかったように立ち去っていった。

後ろからは、都夜奈の明るい声とクラスの女子の笑い声が聞こえた。

ボーっと立っていると、友達が自分の名前を呼ぶ声が聞こえた。

いっきに現実に引き戻される。

また、友達は自分の名前を急かすように呼ぶ。

「今行くよーーー!!」

野球帽を深くかぶり、友達に駆け寄る。

「どうしたんだよ。ボーっとして。」

友達、皆本一樹(みなもとかずき)は首をかしげる。

「いや、なんでもない。」

早くこの場を立ち去りたくて、足早に廊下を歩く。

「おい、待てよっ!」

後ろを、一樹は小走りで付いてきた。

捕まらないように、駆け出す。

一樹と追いかけっこをしながら、駐輪場へと急ぐ。

途中で、都夜奈のグループにすれ違った。

その中には、爽美もいたがあえて見ないふりをして通り過ぎた。


~~~~あとがき~~~~
こんにちは。葉菜です。
無事に更新できてうれしいです。
物語がどういう風に動いていくのか、私にもわかりませんっ
まあ、行き当たりばったり、楽しみながら進んでいけたらいいなと、思ってます。
それでは・・・


チルドレンレコード神!!

「うわっ!!」

驚いて、情けない声を出してしまった。

都夜奈にでも聞かれてたら、一生笑われ続けることだろう。

少し後悔しながら、後ろを振り返る。

必死に笑いをこらえる、憎たらしい顔をした奴がそこにはいた。

都夜奈だ。

「なに!?その声。録音したかった。」

笑いをこらえているせいか、いつもより小さな声に聞こえた。

最悪だ。

一番聞かれたくなかった奴に聞かれた。旅にでも出ようか。

「なんだよ。」

不機嫌そうな風を装い、睨む。

「爽美のことなんだけど。」

100倍ぐらいの力で睨みかえされた・・・。

何も言わずに黙っていると、都夜奈が痺れを切らしたように話し出す。

「このままでいいわけ?話したいんじゃないの?」

「言ってる意味がわかんないんだけど。」

わかってる。本当はわかってるんだ。

少し遠くなってしまったような爽美に・・・

「本当はわかってるんでしょ?もっと、爽見に・・・」


近づきたいって
「近づきたいんでしょ?」



~~~~あとがき~~~~
こんにちは。葉菜です。
小説で会うのは、とってもお久しぶりですね。
昨日の記事を読んでくれた方々、ありがとうございます!
まだ、見てくれている人がいるなんて思ってもいませんでした。
コメントもありがとうございます。

ブログ名&ブログデザイン変えました。
お暇な方は見てみてください。

あ、今回の小説の最後の二行は、悟と都夜奈のセリフが重なってます。
わかりづらかったらごめんなさい!!

あの、お泊まり会から一週間がたった。

桜は散って、若葉がはえはじめる。

爽美はあっという間に、クラスになじんでいった。

休み時間になれば、周りに人が集まり、放課後になれば楽しそうに遊びの約束を交わしている。

爽美と悟は会話をすることがなくなった。

話しかけづらくなってしまったのだ。

前までは、「転校生」の爽美だったが、今はもう「5年3組」の爽美なのだ。

男子が女子に話しかけるなんて、特別な理由がないとできない。

爽美もこちらを気にするそぶりを見せたりするが、あえて気付かないふりをする。

今日だって、そんな一日だった。

「それじゃあ、連絡事項はこれで終わりだ。」

佐藤先生がそういうと、日直は号令をかける。

「きりーつ、れい」

「さよーならー」

ランドセルをしょって、教室を出ようとすると、肩を思いっきり後ろに引っ張られた。