◇第1日◇男女個人戦◇20日◇東京・日本武道館
◇日刊スポーツ新聞社後援
奈良・天理高のエース、中野寛太(2年)が男子無差別で初優勝した。
昨年の高校総体100キロ超級を制した中野は、
決勝で同90キロ級優勝の村尾三四郎(神奈川・桐蔭学園高2年)と対戦。
3分8秒、鮮やかな大内返しで一本勝ちし、
34年ぶりの復活優勝を目指す最終日(21日)の団体戦に弾みをつけた。
同73キロ級も中野と同じ奈良・天理高2年の中村洸登が優勝。
同66キロ級は埼玉栄高2年の西願寺哲平が連覇を果たした。
同60キロ級は佐賀工高2年の近藤隼人、
同81キロ級は福岡・大牟田高1年の竹内大佑が制した。
女子48キロ級は芳田真(滋賀・比叡山高2年)が初優勝。
スタンド観戦した17年世界選手権57キロ級2位の姉司(22)から
アドバイスを受けながら、全国大会初制覇した。
同52キロ級は東京・帝京高2年の大森生純、
同57キロ級は兵庫・夙川学院高2年の金知秀、
同63キロ級は岡山・創志学園高2年の浦明澄、
同無差別は東京・帝京高2年の高橋瑠璃が優勝した。