◇19日◇エディオンアリーナ大阪

 1人横綱で臨んでいる鶴竜(32=井筒)と

前頭6枚目魁聖(31=友綱)が9連勝を飾った。

鶴竜は前頭4枚目正代(26=時津風)に

押し込まれる場面もあったが、はたき込んだ。

魁聖は前頭9枚目竜電(27=高田川)を危なげなく

寄り切った。

【写真】鶴竜2場所連続中日勝ち越し「落ち着いて取れてる」

 連敗発進だった大関高安(28=田子ノ浦)は、

小結千代大龍(29=九重)を右からの上手投げで下し

7連勝とした。

 地元大阪出身の大関豪栄道(31=境川)は

物言いのつく一番となり、

前頭5枚目千代丸(26=高砂)に押し出されて

3敗目を喫した。

 初場所で6年ぶりの平幕優勝を飾った関脇栃ノ心(30=春日野)は、

前頭4枚目松鳳山(34=二所ノ関)を左からかち上げて寄り切り

7勝目を挙げた。

 人気力士の遠藤(27=追手風)は、

玉鷲(33=片男波)との前頭筆頭対決で敗れた。

立ち合いから突き起こされて押し出されて4勝5敗となり、

再び黒星が先行した。

 元横綱日馬富士関による傷害事件の被害者で

3場所ぶりに出場の十両12枚目貴ノ岩(28=貴乃花)は、

同10枚目水戸龍(23=錦戸)を寄り切って5勝4敗とし、

白星を先行させた。

 9日目を終わって勝ちっ放しは鶴竜、魁聖の2人、

2敗で高安、栃ノ心、小結逸ノ城(24=湊)

前頭13枚目大翔丸(26=追手風)

同14枚目勢(31=伊勢ノ海)

同16枚目大奄美(25=追手風)

同17枚目碧山(31=春日野)の7人が追っている。

 

(日刊スポーツ)