ソチ冬季五輪第6日は12日、

スノーボードの女子ハーフパイプ(HP)が行われ、

岡田良菜(バートン)が5位に入賞した。

スノーボード日本女子では

2006年トリノ大会スノーボードクロスの藤森由香の7位が、

これまでの最高成績だった。


 フィギュアスケートのペアはフリーがあり、

ショートプログラム(SP)1位の

タチアナ・ボロソジャル、マキシム・トランコフ組(ロシア)が

初の金メダルを獲得した。

13日(日本時間14日未明)の男子SPには、

羽生結弦(ANA)、高橋大輔(関大大学院)、町田樹(関大)が登場する。


 11日のスノーボード男子HPで2、3位に入った

平野歩夢(バートン)、平岡卓(フッド)へのメダル授与式が

五輪公園内のメダルプラザで行われ、

平野が銀メダル、平岡が銅メダルを手にした。(時事通信)



 スノーボードは12日、女子ハーフパイプが行われ、

岡田良菜(バートン)が決勝の2回目に85.50点をマークして5位に入賞した。

スノーボードの日本女子では五輪の過去最高位。


 岡田は予選2組7位で準決勝に回り、準決勝は6位で決勝に進出。

決勝の1回目は47.75点にとどまったが、2回目で得点を伸ばした。


 ケイトリン・ファリントン(米国)が決勝2回目に91.75点を出し、金メダルに輝いた。 
(時事)



 ソチ五輪のスノーボード男子ハーフパイプで

銀メダルを獲得した平野歩夢(バートン)と銅メダルの平岡卓(フッド)が12日、

五輪公園で行われたメダル授与式に出席した。

大勢の観客の前でメダルを首に掛けられ、

平野は「今まで取ったどのメダルより重い。

式も五輪という雰囲気が出ていて感動した」と話した。


 日本の冬季五輪史上最年少メダリストとなった15歳は、

数多くの取材対応に疲れ気味。

「友達とご飯を食べて、家族と過ごしてリラックスしたい」と語った。


 平岡はメダルを手に取って、ようやく実感が湧いてきたという。

表彰台では笑顔を見せ、声援に手を振って応じた。

「今まで支えてくれた人に感謝の気持ちでいっぱい。

家族に見せてあげたい」と、うれしそうに話した。


 ともに3月上旬に米国で行われる大会にエントリーしているが、

出場するかどうかは未定という。



 フィギュアスケートは12日、ペアフリーが行われ、

ショートプログラム(SP)1位の

タチアナ・ボロソジャル、マキシム・トランコフ組(ロシア)が

フリーも152.69点で1位となり、合計236.86点で初の金メダルを獲得した。


 ロシアは前回、旧ソ連時代から12大会続いていた金メダルを中国に譲ったが、

2大会ぶりに伝統が復活。

団体に続いて今大会フィギュア二つ目の金を獲得した。

2位にもロシアのクセニア・ストルボワ、ヒョードル・クリモフ組が入った。 
(時事)



 リュージュは12日、2人乗りを行い、

トビアス・ウェンドル、トビアス・アルト組(ドイツ)が

1、2回目ともトップタイムをマークし、合計1分38秒933で初優勝した。

3連覇を狙った

アンドレアス・リンガー、ウォルフガング・リンガー組(オーストリア)は2位。

日本勢の出場はなかった。



 アイスホッケーは12日、男子1次リーグが始まり、

C組で2大会ぶりの優勝を目指すスウェーデンが

チェコを4―2で下し、白星発進した。

スイスはラトビアを1―0で振り切った。

 女子は1次リーグA組の最終戦が行われ、

4連覇を狙うカナダが米国を3―2で下した。

3戦全勝のカナダは同組1位、米国は2位で準決勝へ進んだ。

フィンランドはスイスに延長戦の末4―3で勝ち、1勝2敗の3位。

スイスは3連敗の4位で、ともに準々決勝に回った。 

(時事)



 カーリングは12日、男子1次リーグが行われ、

中国がドイツを11―7で下し、無傷の4連勝とした。

英国はスイスを4―2で退け、3勝1敗。

カナダはロシアに7―4、

デンマークはスウェーデンに8―5で勝って

ともに2勝2敗とした。


 スウェーデンは3勝1敗、スイスは1勝3敗。

ドイツとロシアは4敗となった。 
(時事)