F1第11戦ハンガリーGPは、

現地時間(以下、現地時間)30日、午後2時(日本時間:午後9時)から

ハンガロリンクで公式予選が行なわれ、

レッドブルの王者セバスチャン・ベッテルが

3戦ぶり今季8度目、通算23度目のポールポジションを獲得した。(ISM)

 予選開始時の天候は曇り時々晴れで、やや強い風が吹いている。

気温22℃、路面温度28℃のドライコンディション。

 Q1はハード側、ソフト側とタイヤ選択が分かれる中、

ハード側タイヤでアタックしたフェラーリのフェルナンド・アロンソが

1分21秒578でトップ通過する。

 Q2は、マクラーレンのルイス・ハミルトンなどがソフト側タイヤを温存する中、

今度はソフト側タイヤを履いたF.アロンソが

1分20秒262で再びトップタイムをマークする。

ザウバーの小林可夢偉はQ2敗退となった。

 Q3は全車ソフト側タイヤでアタック。

1回目はL.ハミルトンがトップに立つが、

2回目にS.ベッテルが渾身のアタックを見せ、

第8戦ヨーロッパGP以来のポールをつかんだ。

レッドブルは今季11戦連続ポールとなった。

 2番手はL.ハミルトン、3番手はジェンソン・バトンとマクラーレン勢が並んだ。

続いてフェラーリ勢でフェリペ・マッサ4番手、F.アロンソ5番手だった。

過去2戦連続ポールだったレッドブルのマーク・ウェバーは、6番手に沈んだ。

メルセデス勢はニコ・ロズベルグ7番手、ミハエル・シューマッハ9番手。

 小林は予選13番手から決勝レースに挑む。

 なお予選18番手だったトロ・ロッソのセバスチャン・ブエミは

前戦ドイツGPで受けた5グリッド降格のペナルティにより、

23番グリッドからのスタートとなる。
 
 明日31日は、午後2時(日本時間:午後9時)から決勝レースが行なわれる