Jリーグ1部(J1)は30日、各地で第19節第1日の6試合が行われ、

前節首位の横浜Mは大黒の2得点で大宮に2―1で逆転勝ちし、

勝ち点を40に伸ばした。G大阪は磐田に2―1で競り勝ち、同36とした。


 浦和は川崎を1―0で破り、広島は清水に4―0で圧勝した。

神戸は甲府に4―2で、新潟は山形に1―0で勝った。


 Jリーグ2部(J2)は30日、第23節第1日の3試合が行われ、

前節3位の徳島が富山を3―1で下し、勝ち点37で暫定首位に浮上とした。

徳島は7試合負けなし。


 前節首位のF東京は北九州に0―1で敗れ、勝ち点35のまま。

栃木は岡山と引き分け、同34とした。


(時事通信)


 横浜Mが逆転勝ち。

大宮に先制を許したが、後半8分に左CKを大黒が頭で合わせ同点。

同20分に大黒が再び頭で勝ち越し点を決めた。


 大宮は前半36分にラファエルのゴールで先手を取ったが、

後半は攻撃が単調だった。


 G大阪が競り勝った。

G大阪は細かくつないでリズムをつくり、

前半26分にFKのこぼれ球を中沢が決めて先制。

後半5分に磐田に那須のゴールで同点とされたが、

同28分に佐々木のクロスをラフィーニャが頭で決めて勝ち越した。


 浦和が今季初の連勝。

前半10分、柏木のゴール前へのパスに

マルシオリシャルデスが走り込むと、相手オウンゴールを誘い先制。

体を張った守備は最後まで崩れなかった。

川崎は後半はパスがつながったが、最後の詰めが雑だった。


 広島が5試合ぶりの白星を挙げた。

前半4分に李の2戦連続ゴールで先制すると、

同39分には相手DFのオウンゴールで加点。

後半もムジリ、李が立て続けにゴールを奪い、快勝した。

清水は見せ場をつくれず、今季初の連敗。


 神戸が点の取り合いを制した。

前半11分に石櫃が先制。

同24分は朴康造のクロスを吉田が頭で合わせ、

後半早々も吉田が3点目。

甲府の猛攻に2点を返されたが、

同37分に田中のゴールで突き放した。

甲府は3点を追う展開では苦しかった。


 新潟が今季初の連勝。

前半から中盤を支配して優位に立ち、

後半17分に村上の右クロスを田中が押し込み先制。

これが決勝点となった。

山形は速攻やセットプレーなどでチャンスをつくったが、

ゴール前の詰めが甘かった。