テレビ朝日は29日、

報道番組『報道ステーション』(毎週月~金曜 後9:54 同局系)で

スポーツを担当する武内絵美アナウンサーに代わり、

現在同番組のお天気担当・宇賀なつみアナをスポーツに、

さらに今年入社した新人の青山愛アナをお天気に新たに起用すると発表した。

宇賀アナは入社3年目でのステップアップに

「スポーツの感動や興奮を視聴者の皆さんと一緒に味わいながら、

とにかく元気に! お伝えしていけたらと思っています」と熱い意気込み。

同番組は8月15日(月)より新体制での放送となる。(オリコン)

 2004年4月よりスポーツキャスターを務めてきた武内アナだが、

自身の妊娠を機に宇賀アナにバトンタッチ。

2009年入社の宇賀アナは

同年4月の入社式当日の夜からお天気担当に抜擢され話題に。

毎日の予報や各地から四季折々の風景などを伝えて人気を集め、

今年6月に発表された

『第7回 好きなお天気キャスター/気象予報士ランキング』(ORICON STYLE調べ)で

6位に輝くなど若手女子アナの急成長株。

 「震災以降、改めて“スポーツの力”というものを実感しています。

私も同世代の選手の活躍に勇気づけられたことがたくさんありました」という宇賀アナは、

新たな担当分野に「辛く悲しいニュースも多い中、

明るく前向きな気持ちになれる大事なコーナー」と期待を込める。

自身の“後任”青山アナには

「今まで北海道から沖縄までたくさんの自然や文化を取材してきて、

自分の感性が変わったような気がしています。

青山さんもぜひ、たくさん取材に出て感じたままの気持ちを伝えてください。

一緒に頑張りましょう!!」とエールを送った。

 宇賀アナからお天気コーナーを引き継ぐのは、2011年入社の期待の新人・青山アナ。

「父も大好きな『報道ステーション』のお天気コーナーを担当させていただくことになり、

驚きもありますが本当に嬉しく思っています」と喜び、

「皆さんと共に季節の移り変わりを感じながら、

丁寧に、真摯にお天気をお伝えしていきたいと思います。

全力投球で一生懸命頑張ります」と初々しく意気込みを語っている。

 番組プロデューサーは

「宇賀アナが秀でているのは、感じたことを自分の言葉で語る表現力、

そして何より人を惹きつける笑顔です。

2代目スポーツキャスター起用で、

番組がより魅力的になると確信しています」と信頼を寄せる。

一方、お天気キャスターの役割も重要視しており、

「猛暑、ゲリラ豪雨、台風、異常気象など

天気がその日のトップニュースになることも珍しくありません。

新人の青山アナには持ち前の旺盛な好奇心とバイタリティで

番組のフレッシュな風になることを期待しています」と自信をのぞかせた。

 メインキャスター・古舘伊知郎、サブキャスター・小川彩佳アナのもと、

さまざまなニュースや情報を伝える同番組。

新体制となり、フレッシュな風が吹き込まれることとなりそうだ。