メジャーチャンピオンが大挙参戦して盛り上がりを見せる
欧州ツアーのアイリッシュ・オープン
(アイルランド、キラーニーG&フィッシュングC)は
現地時間29日、第2ラウンドの競技を終了。
予選ラウンドを終え、地元のビッグネームが明暗を分けた。
(ISM)
注目の全米オープンチャンピオン、ローリー・マキロイ(北アイルランド)は
初日の出遅れを取り戻すべく、この日は14番から3連続バーディを奪うなど
好調なゴルフで3アンダー68をマーク。
単独トップのマルセル・シエム(独)に
6打差の通算4アンダー25位タイに順位を上げると
「6打差は十分逆転できる射程圏内。
こんなに素晴らしいギャラリーの前で、
優勝争いを演じる醍醐味を味わうチャンス。
明日、出だしでスコアを伸ばせれば面白くなるだろう。
ここの雰囲気は最高」と逆転Vに意欲。
また、昨年の全米オープン覇者グラエム・マクドウェル(北アイルランド)も
マキロイと同じ25位タイにつけ週末のチャージを胸に誓った。
一方、先の全英オープンで劇的な勝利を飾った
42歳のダレン・クラーク(北アイルランド)は「正直もうガス欠。
全英が終わってから充電する時間がなく、
今週はまったく自分のゴルフが出来なかった」と語るように
この日スコアを3つ落とし、通算1オーバー83位タイで予選ラウンドを終了。
惜しくもカットラインに2打足りず、決勝ラウンド進出はならなかった。
また、メジャー通算3勝を誇る地元のヒーロー、
パドレイ・ハリントン(アイルランド)も良いところなく
通算3オーバー107位タイで予選落ちを喫し、地元ファンの期待を裏切った。
上位は、首位シエムに1打差の2位タイに
ソレン・ハンセン(デンマーク)とジーブ・ミルカ・シン(インド)が続き、
通算8アンダー単独4位にイグナシオ・ギャリド(スペイン)がつけている。