俳優・伊藤淳史主演のドラマ

『チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋』

(後10時~ 関西テレビ・フジテレビ系)が、

来年1月2日にスペシャルドラマとして復活することが

22日、わかった。

今作は、今年4月期に放送された前作の続編として制作。

自身にとって思い入れのあるドラマの復活に伊藤は

「皆さんに力を借りて頑張りたい!」と気合い十分。

伊藤に対して、アドリブでセリフを放つ仲村トオルも

「僕は(伊藤に)ついていくだけです(笑)」と冗談を交えつつ、

再会を喜んでいる。

伊藤演じる心療内科医と、仲村演じる厚生労働省官僚による

絶妙な掛け合いが期待できそうだ。

 同作は、病院を舞台に複雑に入り組んだ汚職問題を

様々な視点から描いており、

2008年10月に『チーム・バチスタの栄光』として

シリーズ1作目が放送。

1年後には『ナイチンゲールの沈黙』を単発ドラマで放送し、

今春には連ドラ第2弾『ジェネラル・ルージュの凱旋』が登場した。

視聴率もシリーズ1作目の平均が

13.2%(関東地区 ビデオリサーチ調べ)を記録したのに続き、

今春放送された最新作では、14.4%をマーク。

関心度の高い医療ドラマとして、ファンの期待にしっかりと応えてきた。

 半年前に撮り終えている連続ドラマの続編を演じることについて、

伊藤は「(その頃の)気持ちを思い出すのは大変ですね」

と心境を明かしたものの、西島秀俊や加藤あい、

TKO・木下隆行らお馴染みの“チーム・ジェネラル”のメンバーが

一丸となって乗り越えていくと約束。

2011年の初仕事ということもあり

「僕にとっても、視聴者の皆さんにとっても

1年間楽しく、頑張ろうと思えるような作品になるようにしたい」

と意気込む。

 今年デビュー25周年を迎えた仲村は、

主演映画『行きずりの街』で銀幕出演本数が50を超えるなど、

すっかりベテラン俳優としての地位を築いた。

また最近、自身のデビュー作である

『ビー・バップ・ハイスクール』を好む芸人がバラエティ番組に集まり

話題にするなど、話題に事欠かない。

伊藤同様、大切なドラマの復活を手放しで喜ぶ仲間だが、

唯一の不安は作品を追うごとに増えていく役の“肩書き”。

「まさか、あれ以上に長くなっているということも無いとは思うので…」

と笑顔で語など、若干の不安を拭いきれないようだ。

 さらに、前作の続きを観たいと願っていたという西島は、

半年間のブランクよりも「(役の)速水晃一役を

もう一度、演じられる喜びの方が大きいです」とコメント。

想像のつかない、ストーリーの行方にも期待を寄せていた。
(オリコン)