2交代制夜勤、3交代制夜勤について | 情報のバリアフリー化社会を創る!メディカグループ代表イシザキのブログ

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『HOUSEリサーチ』『メディカサイト』『e-デイサービス.COM』『e-ショートステイ.COM』『母子箱(もこぼっくす)』等の情報インフラ構築事業、ビジネスブランディング・プランニングを行う、メディカグループ 代表 石崎 隆志の日々と思考。

介護施設の夜勤、2交代制がさらに増加 8割以上が1回16時間超
https://articles001.joint-kaigo.com/article-6/pg0032.html

この夜勤議論、16時間連続勤務がひどい!という風潮をメディアが作ろうとしているのかもしれませんが、ちゃんと考える必要があります。

2交代制と3交代制のどちらが良い悪いではなく、どちらを選ぶのか?ということ。

ちなみに、私は2交代性を支持している派です。

例えば週1回、月4回夜勤があったとします。
1ヶ月の勤務日数は平均20.5日。
2交代制の場合、1勤務で2日勤務となりますので、月4回で8日分の勤務となります。
ということは、日勤勤務は月12.5日。
4週で考えると、週3日の日勤+1回の夜勤(2勤務)となります。
夜勤の前後は勤務日ではないため、時間の使い方次第では半日ずつは自由になります。
早出、日勤、遅出、休み、夜勤入り(半日自由)、夜勤明け(半日自由)、休み
というような1週間のサイクルになるかと。
すなわち、1ヶ月を30日とすると、30日-12.5日-(0.5日+0.5日)×4回=13.5日
ということで、1ヶ月に約13.5日のフリーな時間(勤務外時間)が生まれることとなります。

3交代制になりますと、
早出、日勤、遅出、休み、準夜、夜勤(1勤務)、休み
というような1週間のサイクルになります。
すなわち、1ヶ月を30日とすると、30日-20.5日=9.5日
ということで、1ヶ月に約9.5日のフリーな時間となります。

2交代制の場合、一般的には夜勤明けの日は9時・10時で帰り、仮眠をとって夕方ぐらいから活動、翌日は休み、というサイクルが多いですね。

3交代制の場合、準夜(16時~1時)のあと、日勤勤務などが起こることもあります。
(夜勤の場合、深夜0時や1時に勤務開始。申し送りがあるため、少し早い出勤が多いかと。)


2交代制で慣れている方は2交代性のリズムが、3交代制で慣れている方は3交代制のリズムがあります。

どちらもメリット・デメリットがありますので、ニュースに振り回されないことが大切です。