情報のバリアフリー化社会を創る!メディカグループ代表イシザキのブログ

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『HOUSEリサーチ』『メディカサイト』『e-デイサービス.COM』『e-ショートステイ.COM』『母子箱(もこぼっくす)』等の情報インフラ構築事業、ビジネスブランディング・プランニングを行う、メディカグループ 代表 石崎 隆志の日々と思考。

メディカグループは情報のバリアフリー化社会を創っています。



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愛媛県の子育て情報マガジン
『もこぼっくすLife』
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愛媛県の子どもの習い事情報サイト
『もこぼっくす学ぶ』
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あまりコロナ関係のことは書かないのですが
最近、特に強く思うことを備忘録的に書いておきます。

「withコロナ」

この意味の解釈が
医療介護業界(マイノリティ)か
その他の業界(マジョリティ)か
で大きく違っています。

後者は世界的感覚と同様
コロナはあるけど仕方がないよね。
気にせず、経済を回して、日常を過ごしていこう!

という、すこぶる健全な考えです。

大きなイベントはほぼ再開されましたし
どこの商業施設に行っても、どこに行っても人がいっぱいです。
喜ばしいことです。

対して前者は、未だにコロナが始まった頃と、ほぼ変化はありません。
会食、イベント参加、県外移動、大きく制限されたままですし、風評被害もなくなりません。
職員さんも、利用者さんも、コロナ陽性、濃厚接触者認定されると、介護の現場は回していくのが本当に大変です。

コロナが始まってから
石崎の付き合いが悪くなったと言われることがありますが
地元の介護業界でお仕事させていただいている以上
仕方がありません。
理論とか効果とか安全性とか関係なく、ワクチンも何回でも接種します。
(元医療人としては無意味さに腹立たしくも思いますが)

うちのスタッフが言っていましたが
「クラスター」と報道されるのは
最近は高齢者施設ばかりだということ。

介護施設のクラスター、過去最多の週850件 累計は1万件超に 厚労省
https://www.joint-kaigo.com/articles/962/

介護データベース(新型コロナウイルス)
https://kaigodatebase.com/category/coronavirus/

そんな中、8月24日の首相のお話で
コロナ感染者の全数把握の方針が打ち出されました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e2a3979cac6f850e5cdda7bcedbe4bdc972f902

様々な点で緩和されていきますが
全数把握に関しては

>発熱外来や保健所業務が逼迫(ひっぱく)した地域を対象に、
>高齢者や入院を要する人、
>重症化リスクがあり治療薬投与が必要な人
>などに限定することを
>「緊急避難措置として自治体の判断で可能にする」と説明。

都道府県に丸投げなのは置いておくとして
この条件では高齢者しかいない「介護施設」の状況は、今後も変わりそうにありません。

介護の現場というのは「生活の場」です。
すなわち「家」です。
病院のコロナ病床ではありません。

緩和の方向は喜ばしいのですが、介護業界にとっては終わりの見えない、新しい始まりです。

さらに、前日の8月23日、愛媛県知事からは「愛媛県BA.5医療危機宣言」という宣言が出されました。
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202208/iryousengen.html

9月16日まで、会食ルールの強化、イベントの制限、公共施設の新規予約受付停止や入場制限などが行われます。

もう、規制緩和なのか、規制強化なのか、意味がわかりません。
行政の方もそう思われていると思います。

ということで、まとまりがないのですが

・検討しているようで何もしない
・責任をとって明確な決断することをしない
・時の流れに任せよう

という日本人らしい文化は、非常時からの回復時にはマイナスに働くなぁ、
特に感染症に関しては、医療介護分野は長引くなぁ、
ということを強く学んだ2年半です。

医療介護業界の皆さんに
頑張れ!とも、無理しないで!とも、どちらも言えないのがもどかしい毎日です。

その他の業界(マジョリティ)の皆さんに、少しでも、医療介護業界(マイノリティ)の現状を知っていただければ幸いです。

 

【ある意味不適切な内容ですのであしからず】

シネマサンシャイン衣山、イオンシネマ今治新都市のみで、1日1回(お昼)しか上映されず、しかも7月中旬までしか上映していないけど、介護業界の方にぜひ見ていただきたい映画。

「PLAN75」
https://happinet-phantom.com/plan75/

超高齢社会を支えるための、介護サービスとは全く別のアプローチを描いた映画です。
内容的に、絶対に地上波では放映されることはないでしょう。

キャッチフレーズは
「それは、75歳から自らの生死を選択できる制度――果たして、是か、非か」

「75歳」にラインを引く。
内容についてはネタバレになるので、ぜひ、映画館で。
ちなみに、この映画に結論はありません。
いろいろ考えるべきことが増えます。

安楽死については、医療の現場でこれまでに何度も是非が議論されてきていますが、超高齢社会の世界では、この議論はご法度です。

しかしながら「作品」としては、これまでにいくつか、この問題を描いたものがあります。

代表的なものを述べますと

まずは、1992年12月30日放送の「世にも奇妙な物語」で放送された「サブリミナル」という作品。

当時、リアルタイムで見たのですが、かなり衝撃的で、私は定期的に振り返り続けています。
この作品も、絶対に地上波で再放送されることはないでしょう。

※ちなみにYouTubeで見ることができます。
https://youtu.be/ONfu3-ovtyc

この時は「65歳」がラインでした。

1992年の平均寿命は男性76.09歳、女性82.22歳
2020年の平均寿命は男性81.64歳、女性87.74歳


ですので、あれから平均寿命は5歳上がったのですが、ラインは10歳上がっていますので、健康寿命が伸びていることが伺えます。

もう一つ、1973年に発表された藤子F不二雄先生のSF短編「定年退職」
→作品はこちら
 

設定は、一時定年は56歳、二次定年(ライン)は57歳~72歳、最終ラインは「73歳」

(これのリスペクト作品が、2018年発表の浅野にいお先生の「TEMPEST」、最終ラインは85歳、PLAN75と似た仕組みも出てきます)

25年前、私が医療職をしていた頃は、70代はお年寄り、80代になるとかなり、というイメージでした。
今は、70代は若手現役、80代になるとお年寄りイメージ突入でしょうか。

国民的アニメの登場人物を見てみると

サザエさん・アニメ(1969年開始・三世代同居)
磯野波平さん 54歳
磯野フネさん 52歳

ドラえもん(1969年開始・核家族)
野比のび太のおばあちゃん 50代

ちびまる子ちゃん・アニメ(1990年開始・三世代同居)
さくら友蔵さん 76歳
さくらこたけさん 70歳

ですので、時代的にはこんなイメージだったのですね。

時代の流れを感じますが、未だに昭和後期の時代設定のマンガが放送され続けているのがびっくりです。(ドラえもんだけ少し近代化しました)

話を元に戻しますが、介護業界の皆さま、ぜひ「PLAN75」を見てみてください。

 

個人的には、運営開始3年目の「PLAN75」という制度の、運営の仕組みが完成されすぎていることに驚きでした。

いろいろ考えることばかりです。


そして、いろいろ語りましょう!
座談会してくださる方、ご連絡お待ちしております。

 

 

昨日は、数々の賞を受賞し、経済産業省のサービス産業強化事業にも採択されている「みまもりあい」アプリを展開する、社団法人セーフティネットリンケージの高原代表と意見交換しておりました。

「みまもりあい」アプリは
1. SOS検索依頼
2. 福祉SNS
の2つ機能を持った「互助」アプリです。

個人的には、SOS検索依頼 機能に大きな関心があります。

認知症ケアの中の大きな課題として「徘徊(好きな言葉ではありませんがあえて)」「行方不明」があります。

わかりやすく言うと
「認知症の高齢者の方が、突然いなくなって、見つからない」問題です。

松山市には「松山市認知症高齢者見守り・SOSネットワーク」が機能している(はず)なのですが、これが如何せん、使いづらいのが現状です。
事前登録が必要、発信も確認も時差がものすごくかかる、というのが大きな課題でしょうか。

「みまもりあい」アプリをダウンロードすれば、いつでも検索依頼を発信することができ、このアプリをダウンロードしている人に届きます。(半径指定可能なので適切な人に届きます)

見つかった場合にも、リアルタイムで「見つかった」情報が回りますので、一斉連絡の手間や時差もかかりません。

様々なエリアで大きな実績を残しているSOSアプリです。

このアプリ、なんと「無料」で使えます。
介護事業所の皆さんのスマホにインストールしておくだけで、イザという時に本当に役立ちます。

ダウンロードする人が増えれば増えるほど、イザという時に役立つ「互助」アプリ。

全国で使えますので、介護業界の皆さまは、ぜひ、こちらからダウンロードしてください!

お子さんの迷子や行方不明の際にも、大きく役立ちます!

iPhone版ダウンロード

 


android版ダウンロード
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.snl.dementiasos&hl=ja&gl=US


みまもりあいプロジェクト
https://mimamoriai.net/

よくわからん!という方は、ご説明に伺いますのでご連絡くださいませ。

ダウンロードするだけで、安心して住める街づくりに繋がります!