『アイスリボン#276』-1 | メドさんのマニアックな日々

『アイスリボン#276』-1

3月26日(土)夜、蕨まで『アイスリボン#276』の観戦に行ってきました。


メドさんのマニアックな日々

後楽園大会が終わって最初の道場マッチですが、次の後楽園までは1月少々しか無く、それに向かっての

初戦ともなります。


客入りは 100人超えと非常に良く、タイトルマッチが組まれた事と後楽園からの勢いを持ち越しているのかと

思われます。
地元の人や地方から上京された方等初観戦の人も多かったです。


選手入場では、IW19の真新しいベルトを巻いたつくしに一際大きい拍手が送られました。


人気投票では「つ」が多く聞こえて、つっかとつくしが優勢の様でした。


選手挨拶は、そのつくしを押し退けてつっか。
今日のタイトルマッチへの意気込みを語りました。


◆第1試合 タッグマッチ 15分1本勝負
○つくし&成宮 真希 (7分1秒 ハルカゼ)りほ&松本 都×


IW19初代チャンピオンとなったつくしの、チャンピオンとしての初戦はデビュー3戦目の成宮がパートナーと

なりました。
年齢構成的には成宮と都が25歳 (誕生日が4日違い),つくしとりほが13歳と全く同じで、全員丑年生まれ。

また、共に一回り年下の選手の方が先輩です。


成宮と都が先発しましたが、睨み合っている所をつくしが後ろから強襲。
二人でY字バランスを見せましたが、ダンスをやっていたという成宮のポーズは、都に匹敵する綺麗さでした。
その後は新人の成宮が捕まる場面が多くなりますが、毎度ながらりほと都のコンビネーションがチグハグで、

上手くペースを掴めません。
交代したつくしがりほと対峙しますが、チャンピオンになった自信からか堂々とした攻防を見せ、これまで

感じられた大きな差を一気に詰めて、同い年のライバルとしての存在になりつつある事を感じさせました。
終盤は、つくしと都の対戦となり、つくしのハルカゼを都が一度は切り返しみやここクラッチを狙いますが、これを

上手く逃れたつくしがオースイスープレックスを挟んでのハルカゼを綺麗に決めてスリーカウントを奪いました。


つくしの堂々とした試合っぷりが印象に残りました。
最近停滞気味のりほとしても、こうやって同い年の選手がライバルと言えるまでに成長してきたのは、大きな

刺激になりそうです。


◆第2試合 イリミネーション6人タッグマッチ 20分1本勝負
○ヨネヤマカオ・リー&みなみ 飛香&たま子 (2-0)真琴&都宮 ちい&くるみ×


×たま子 (2分19秒 くるみ割り人形)くるみ○
○ヨネヤマカオ・○みなみ (9分42秒 チャイニーズレッグロールクラッチ)真琴×・ちい×・くるみ×


日中友好コンビにたま子を加わりましたが、たま子は何故か飛香の以前のコスチュームでした。

先発は飛香と真琴で、大型選手二人がスピーディな攻防で沸かせ、続くリーとちいが基本的なテクニックで

観客からの拍手を受けて、くるみとたま子に交代。
小学生くるみの攻撃を最初は上手く交わしたたま子でしたが、一発貰ってダウン。
最初のくるみ割り人形 (ヒップドロップ)は自力で返しましたが、二発目を食って敢え無くスリーカウントで今回も

秒殺されました。
その後は、人数的に優位に立った真琴組がリーを捕えて攻め込みます。
特に道場では久し振りの試合になるくるみが、真琴とちいに引っ張られて良い動きを見せていたのが印象的で、

真琴とのハイジャックフェイスバスターや、初めて見せるブロンコバスターも決めてみせます。
交代した飛香が大きな身体を目一杯使った攻撃で反撃すると、最後は飛香から受けた気功砲をリーが発射。
真琴組三人の動きが止まった所を、二人で三人をまとめてチャイニーズレッグロールクラッチで丸め込んで

スリーカウントを奪いました。


試合後リーと飛香が二人だけで退場し、たま子がコーナー下に取り残されました。
しばらくウロウロしていたたま子が花道へ戻る所で、真琴とバッタリ。
真琴が見てはいけない物を見たかの様に、驚いていました。


真琴組の動きも良かったのですが、それ以上にリー&飛香の動きが光りました。
次期タッグ挑戦は確実かと思われますが、ムラっ気の多い飛香がこれで一皮剥ける事を期待しています。
ただ、フィニッシュに至る流れは「何だ、これは?」でした。(笑)