『アイスリボン・マーチ2011』-2 | メドさんのマニアックな日々

『アイスリボン・マーチ2011』-2

◆第3試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○悲恋 (センダイガールズ) (6:18 アンクルホールド) 宮城 もち


宮城県出身で昨年末デビューの宮城が、前ジュニア二冠王者に挑みます。


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キャリアの浅い宮城ですが、パワーではむしろ上回ります。
キックや固め技で攻勢を続ける悲恋に対し、宮城もタックルで逆襲。
お得意の、ルーテーズプレス,うすDON (フェイスバスター)から両足を取ってのヒップドロップ (くるみ割り人形

とは逆方向)と攻め込みますが、悲恋の余裕を崩すまでには至りません。
最後はカサドーラから十八番のアンクルホールドが極まり、無念のタップ。


当然実力差は有りましたが、宮城の健闘が目立ちました。
体型もファイトスタイルもアイスでは異質な選手ですし、むしろこういう他団体選手と当たると面白いのかも。


◆第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負 ハードコアリボン
葛西 純 (FREEDOMS)&○松本 都 (12:13 みやここクラッチ) ×小笠原 和彦 (押忍闘夢)&都宮 ちい


巨大ゴムバルーンを持って先に入場したちい組が、385都猿気違'sがコールを受けている所を奇襲して

場外戦に。
小笠原と葛西が激しい打撃戦を繰り広げると、都とちいも椅子やお客さんの傘,ポリバケツ等を使っての乱戦と

なります。
小笠原にドリンクを吹き付けて形勢を変えた葛西ですが、都が小笠原のキック,手刀に捕まります。
何とか葛西に交代すると、ちいが「お子さんに何か買って上げて」と買収攻撃。
一万円受け取った葛西ですが、ちいに攻撃を仕掛け「お金に頼るな!」と一喝。
さらにパールハーバースプラッシュを狙いますが、これを避けられ、お金も取り戻されます。

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ちい組のロケット正拳,小笠原のフライングクロスチョップからパールハーバースプラッシュを狙いますが、

これは都がプラバットでカット。
終盤、都のスパイダージャーマンが小笠原に決まり、更にちいにWのマンマミーアを狙いますが、復活した

小笠原がカット。
更に小笠原は、敵,味方,更にレフリーへも、キックとバルーンの無差別攻撃。
葛西がバルーンを小笠原にぶつけて大人しくさせると、都がそこへパールハーバースプラッシュ。
更にみやここクラッチを決めて、そのまま小笠原からスリーカウントを奪いました。


最初から最後まで大混戦の一戦でしたが、4人のキャラが良く出て観客を一気に盛り上げました。
中でも小笠原先生の自由人振りは、誰にも止められませんでした。


◆エキシビション 3分 (2分 (?)延長)
さくら えみ (1-2) 中西 百重


百重:モモラッチ
さくら:ラ・マヒストラル
百重:ジャーマンスープレックスホールド


まず登場したさくらが、この試合に至る経緯を話します。
会場には顔を出した百重がリングに上がれる恰好では無かったので、靴とズボンを貸したという話となり、観客も

一緒に呼び込みます。
ただTシャツだけはだらしないので着替えろと言われ、それに応じて飛香が持ってきたのはユニオン大家 健の

「ガンバレ、俺」Tシャツ。
百重がそれを着ると、会場の「大家」コールに乗って控室からはその大家も登場し、百重のセコンドに入ります。


ゴングが鳴らされ、エキシ開始。

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ロックアップからはさくらが押し込みますが、百重は素早い動きでさくらをダウンさせるとおてんばダッシュで

会場を沸かせます。
キレの有るドロップキックも見せた百重は、モンゴリアンチョップ合戦の後何とモモラッチを綺麗に決め、

スリーカウントを奪います。
会場が大盛り上がりの中、さくらが油断していた百重に襲い掛かり、ダブルアームバックブリーカーから

ラ・マヒストラルを決めスリーカウント。
こうなると、百重の闘争心に火が点いたのか3分の予定から2分延長されます。
ジャーマン狙いの百重に対し、さくらは「さくら えみ70Kg」を決めます。
延長の2分も終了しましたが百重の動きは止まらず、遂にジャーマンを決めると再度スリーカウントを奪います。


試合後百重は「全国のお母さん、頑張っていきましょう」とエール。
さくらは「夢の様な時間でしたが、私の今年の夢は結婚する事です」


百重さんが本当に夢の様な時間を見せてくれて、前半戦が終了しました。