術後1日目、4月26日(水)の振り返り。
兎に角、朝になるのが待ち遠しかった。
今の季節、朝4時過ぎには白み始めるので、気持ち的にはちょっとは救われた。
足に取り付けれた血栓防止の加圧器は、本人の意思関係なく、定期的にその任務を遂行する。
この加圧が、とても不快でした。
また、手術着の裏地と肌が合わなかったのか? 肌を挿すような痒みが伴っていました。
この痒みは数日間続くことに。辛かった~。
あとで分かったことなのですが、硬膜外麻酔の副作用の1つだったようです。
加えて、酸素マスク。口を少しでも開けていると、直ぐに口の中はカラカラに。
口を閉じ、鼻呼吸にすると多少は口の渇きは改善されるが、鼻呼吸だけを続けるのも結構きつかった。自然と口が開く。この繰り返し。
看護師さんは手慣れたもの、「口に水を含ませましょうか?」。 思わず 「はい!」。
飲むために電動ベットを立てるため、 緊張が走りました。
ベットを立ち上げた際、大きな痛みはありませんでしが、早く元の態勢に戻りたいのが本音でした。
そして、水を口に含ませる。咽たくなかったので、ゆっくりと飲みました。
1)酸素マスク、酸素濃度測定器の撤去
・態勢を戻したところ、酸素マスクを撤去。 合わせて、左手指先に付いた酸素濃度測定器も撤去。
・多少の開放感がありました。
2)採血
・朝7時ごろ、検温と血圧測定。体温は37度越え。手術後は高めになるようです。
・合わせて、採血が行われました。
3)歩行訓練
・朝9時過ぎ、予告されていた歩行訓練の実施。
・訓練に先立ち、両足に取り付けれていた加圧器が外されました。 蒸れていたのか、外された時、涼しく感じました。 開放感がありました。
・ベットから立ち上がる際はひと苦労。 麻酔は効いているものの、体を動かすと、流石に痛みが。
・硬膜外麻酔器には、麻酔増量ボタンがあり、本人が痛みに応じてボタンを押すことが可能。早速、ポチッと押しました。
・いよいよ、起立。
・ここでひと仕事。先ずは、硬膜外麻酔器とお腹から出た管のタンクを首からぶら下げる。
・この状態で、点滴を吊るす道具を杖代わりに歩行訓練開始。
・看護師さんのサポートをもらいましたが、きつかった~。 姿勢も前かがみに気味。
・往復でわずか20~30mの距離でしたが、立ちくらみのような感覚もあり、いっぱいいっぱいでした。
4)心電計撤去
・歩行訓練時も心電図に異常が無かったようで、ベットに戻って間もなくして、心電計を撤去。
・またひとつ、お荷物が減りました。
5)レントゲン撮影
・朝10時半ごろ、ベット上でレントゲン撮影。
・撮影のために、体の下にプレートを差し込みます。この差し込みが結構大変。
・差し込んだ後、仰向けになると、エビぞりになったような感覚。
・胸部1枚、腹部1枚の撮影。 肺炎、気胸、腸閉塞等の異常を調べるのでしょう。
6)着替え
・午後に入り、持参したパジャマへの着替え。
・看護師さんに手伝ってもらいながら、手術着を脱ぎ、平オムツ、T字帯をとりました。
・そして、持参したパンツを履きました。お尻には管が入っているため、便が本人の意思にかかわらず出てくるため、パンツにパットを入れてもらいました。
・そして、パジャマに着替え、ベットへ。 ちょっとした気分転換になりました。
その後は、特にイベントもなく。マイペースで歩行訓練を行いました。
食事は無く、点滴による栄養補給のみでした。