16.入院午後の出来事 | 40代半ばの大腸がん闘病日記

40代半ばの大腸がん闘病日記

40代半ばの2017年3月、大腸がん宣告され4月に摘出。程なくして肝臓転移が発覚、8月に摘出。ステージⅣ。
バタバタと始まった闘病生活の記録をしたく、ブログを始めました。
皆さま、どうぞ宜しくお願いしますm(._.)m

入院当日はパジャマに着替えた後、翌日の手術に向け色々な動きがありました。

 

1)身体測定

  ・投薬量等の算出に必要なのでしょう。身長&体重の測定を実施。

  ・加えて、術後の血栓防止を目的に、「医療用弾性ストッキング」を履くとのことで、ふくらはぎの太さを測定。ほどなく、1足分をもらいました。

 

2)麻酔医による麻酔の説明(約10分)

  ・手術では、全身麻酔に加え、硬膜外麻酔を行うとのこと。

  ・全身麻酔は、点滴から静脈麻酔薬を投与し数分で意識が無くなる。術中は人工呼吸に切り替わる。

  ・硬膜外麻酔は、背中から皮膚の局所麻酔後に細い管を下腹部の脊椎の中に入れる。

   術後にこの管から痛み止めの薬剤を持続注入する。この麻酔がセット完了後、全身麻酔がスタートし、手術開始へ。

  ・手術の進行状況に合わせて、全身麻酔の強度を変え、手術室を出るタイミングで意識が戻るように調整する。

  ・これら一連の説明を受け、同意書にサイン。

 

3)昼食

  ・昼食は病院食。生野菜つきのハヤシライス。

  ・内視鏡検査の時とは違い、前日の食事でありながらも流動食のような制限はありませんでした。

 

4)全身シャワー

  ・翌日の手術に備え、全身シャワーを浴びました。身が引き締まりました。

 

5)人工肛門の位置出し(約20分)

  ・シャワー後ほどなくして、人工肛門の位置出し作業を実施。万が一、人工肛門が必要になった時に備えた事前措置。

  ・人工肛門の実物を見ながら、概要説明を受ける。

  ・しゃがんだり、前かがみになったり、色々な体位をするとともに、腹筋の位置を確認しながら、

   肛門設置にふさわしい4箇所を選定。お腹にその位置をマジックで着色しました。

 

6)手術スタッフによる術前レク(約30分)

  ・執刀医をサポートする手術スタッフによるレクチャーが行われました。

  ・いきなり、本題に入るのではなく雑談から入りました。私の緊張を解きほぐすためだったのでしょう。

  ・ネガティブなことを考えがちとなるのは致し方ないが、敢えてポジティブな考えを選択してほしいとのアドバイス等を頂きました。前向きな姿勢が物事を好転させる原動力になるのだと受け止めました。

  ・その後、本題に。

  ・手術室内の写真、手術室に入って行うこと、術後は様々な管が取り付けられ、状況が一変していること。などなど、様々な説明を受けました。

 

ここまでが、入院後、夕食を摂るまでの出来事でした。

想像していたより、忙しかったことを覚えています。

 

 


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