産科医の訴訟率、1.2%


これは年間訴訟率であり、


年間訴訟率を1%としても


生涯訴訟率は、なんと34%となります(1)。






皆さんの知っている世界に、


「働いている人の


3人に1人が訴えられる仕事」


って知っています?





私は、ヤクザしか思いつかないのですが、


日本の産科医は


世界有数の結果を残しているのに、


そんなにひどいことをしているのでしょうか?





いわば”世界一のお産”を続ける


日本の産科医を、


日本の世間は全く評価しておらず、


その評価を


”裁判”という非道な形でしか表していない、


という現実があります。




マスコミがあおった、


「医療不信」


とりわけ


”たらい回し報道”をはじめとする


「産科不振」


は専門家の目からすると、


”誤報”というより


”産科つぶしのプロパガンダ”


という気さえします。




ネタ元は


産科医療のこれから


http://obgy.typepad.jp/blog/2007/10/post_1341_5.html

です。


いつも大変お世話になっております。




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医師不足の裏に

毎日新聞 2007年10月25日
http://mainichi.jp/select/opinion/yuraku/news/20071025k0000e070063000c.html

 以前、取材に応じてくれた女性産科医(38)が、常勤職をやめた。非常勤の今は、泊まりも、休みがつぶれることも、ない。「未練はあるけど、限界でした」

 それまでは、朝8時から深夜まで働きづめ。月6回の宿直をこなし、週に1度は深夜に呼び出された。疲労が抜けないまま、メスを手にすることが怖かった。それでも彼女は、「きついだけならまだ頑張れた」と漏らす。

 患者に「おめでとう」と言ってあげられるのは産科だけ--そう思って志した。しかし、そこには「うまくいって当然」という誤解も生まれる。04年、産科医が裁判に訴えられた件数(医師1000人当たり)は11.8件。他の診療科に比べ、群を抜く。

 「医療ミスでしょ」「訴えるから」。リスクの高い高齢初産などの増加につれ、心ない言葉を吐かれることが増えた。患者と心を通わせにくくなったのが、最もこたえたという。

 「日本人は変わっちゃったんでしょうか」

 最後に、ポツリと言った。


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(1)

産科を閉じて 産科医生涯訴訟率 34%

http://ameblo.jp/med/entry-10014881918.html