先週からお面を作ったり、枡を作ったり、歌を覚えてたりしている節分ですが、
今週は「鬼のパンツ」の歌に合わせて、おうちで創作ダンスを考えてくることを課題にしていたので、
新年長さんたちには、発表会をしてもらいました。
先週に引き続き、発表会の時には、自分たちで相談し発表の段取りを考え進めていってもらいました。
先週、虫捕りの絵の発表の際、一度経験し練習したので、今回はみんなの中で、「今度は自分が司会者になって、場を回していきたい!」という気持ちが芽生えていたようで、司会者決めでは少し難航している様子でしたが、それも彼らがどう決めていくのかを見守り待っていました。
皆には、立候補をして、「前に出たい!」という姿勢も意欲は勇気がいることですし、素晴らしいことですが、状況によっては「譲る」という美徳もあるのだという話もしました。
行動観察で、リーダーシップをとることは大切ですが、本当に皆をまとめリーダーシップを取れることと、何でも自分の思い通りにすることは違います。
まだ、そういったことの違いがわかるようになったり、その場の空気を読んで自分の役割を認識し、どうやって振舞っていくのが最適か状況判断できるようになるのはこれからですが、こうやって進めていくことはいい体験や勉強になっているようですし、皆それぞれお兄さんお姉さんになってきたな、と嬉しく実感した次第です。
何よりも、恥ずかしさを受け止め、発表すると楽しいと感じるようになったと発言した子もいて、皆の成長を感じています。
引き続き、彼らに任せるところは任せて、自分たちで考えて行動できるようなことを、毎回取り入れていきたいと思っています。
「鬼のパンツ」を歌いながらのダンスの発表は、元気がよく可愛かったです。
鬼の折り紙も、色々な鬼の作り方があり練習しましたが、幼稚園で習ってきた鬼の折り方を先生として、私たちやお友達に教えてくれる子もいました。
人に教えることは、自分で教えてもらうよりも難しく、人に理解してもらえるように正しい日本語と文章で伝えることは大変なことだと、やってみるとわかるものです。
新年中さんたちは、今週はトイレットペーパーの芯とお花紙を使って恵方巻を作りました。
お花紙を繊維の方向に縮めていくことは難しかったですが、皆鬼のお面以上に恵方巻が出来上がったときは喜んでいました。
今年も楽しい節分が迎えられそうです。
山中