骨髄異形成症候群の治療の話なんですが、大学病院やセンターや大病院では、移植をしない患者さんって、そんなに適当に扱われているのでしょうか???
いろいろな話しを聞きますが……。
まあ、移植って、ドクターにとって魅惑的な響きなんでしょうね!!「移植をやってみた~い!」って若い子はいいますもんね~ !!
まず、患者に対して絶対的優位に立てるし、とりあえず「よかったですね、生着しましたよ。」っていうと、もう治ったみたいに感謝されるしねえ。なんだかすごいことやったような気になるんでしょうね!!自分ってすご~ぃい!!とか。
退院するときには「この大学で移植をした中で5本の指に入る成功です!!」と教授に送り出されたのに、再発したら「一度も目を合わせようとしないいんです。」というようなこともあるようです。
まあ、実際のところ、骨髄異形成症候群以外の病気について、移植の成績の本当のところが分からないので、なんともいえないのですが。セカンド・オピニオンに来た方々の誤診の多さや病型の違いを考えると本当にほんとうに、なんともいえないのですが…、正直な話。まず、ほんとうに移植が必要な状態だったのでしょうかねえ??????分からない。分からない。
急性骨髄性白血病→慢性骨髄性白血病(通常の寛解導入、地固め、再発といわれ移植を勧められて転院、最初から慢性と発覚、この間主治医は3名変わっているが誰も気づかず、死亡、某都立病院)
Acute bilineal leukemia ( 骨髄系とリンパ球系の両系統の芽球が混在する白血病。)なのに転院したら慢性骨髄単球性白血病と診断、ビダーザ治療(死亡、某日赤病院)
骨髄異形成症候群→単なる走りすぎによる行軍ヘモグロビン尿症(スポーツ貧血)
骨髄異形成症候群→単なる貧血(菜食主義的な食餌療法によるヘモグロビン
骨髄異形成症候群→赤芽球癆(結構、多い)
骨髄異形成症候群→急性骨髄性白血病(これも意外に多いけど、でもAMLの方がいいかもね、某大学病院)
骨髄異形成症候群→再生不良性貧血(このところ、これも意外に多いなあ、移植の成績はMDSとは段違いにいいですよ~!!)
骨髄異形成症候群→骨髄線維症(これも案外多いかも、どっちにしてもありがたくないけど)
芽球の量が10%くらい違う場合も意外に多い……。多かったり、少なかったり。結構怖い。