ジャーマンシンフォ。 | 日々此探究。

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カレーとメタルをメインに書いているブログです。
メタルって,音楽のジャンルの事です。
カレー以外の料理についても書きます。
お花の事も書きます。

つまり,自分の思う事を好きなように書き綴ります。
どうぞ,ごゆるりと。

休日の昼間に部屋にいるとは…麒麟ですこんにちは!
今日のラボは,昼過ぎからの予定です。
IPかけるんだ~。
2サンプルとか言うしょぼい量だけど,実験してきまふ。



さて,数日前に届いたメタルのCDレビュー…って程でもないけどご紹介。
今日はドイツの大御所になりつつあるBlindGuardian。
ジャーマン,シンフォ,パワー,ヘヴィを兼ね備えたメタルバンドです~。

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7th album---『A NIGHT AT THE OPERA』


タイトル通り,全編壮大なメタルオペラの様相を呈したアルバムです。
しかしダサいジャケットだぜ…!

アメリカのRPG,『Advanced Dungeons & Dragons』 の設定基盤として書かれた,
架空小説の 『Dragonlance』 シリーズをモチーフに作られたアルバムです。
まぁ…ドラゴンランス,俺は読んだ事ないから分からないけど!

まぁ,とにかく全編壮大なオーケストラアレンジとバックボーカルの入った曲構成ですよ。
メタルかwwwww
と,思わず吹き出してしまいそうになるくらい壮大です。
このアルバムだと…2曲目のBattleFieldが一番有名な曲ですね。
某野球選手が,入場の曲に使った事でも有名かも。

ヘヴィなシンフォで有名なブラガですが。
こーやってオペラ調にしちゃうと,ちょっと個性が薄れるかな,って思った。
勿論カッコいいし,特徴的ではあるし,好きです。
が。
こっちのフィールドには,the king of the symphonicmetal のRhapsody of Fireがいるわけですよ。
そりゃー,希薄にもなるさ^^;
ラプソのVo.ファビオの歌い方はね,もうね,次元が違うから。
こっちのフィールドに脚突っ込むと,自然と比較されちゃうから。
そう言う意味で,ちょっとなぁ…って感じ。
比較すればって話なのでね,ここ注意事項ですw
まぁ,壮大なメタルオペラだと,ヘヴィなハンズィの声が上手く合致しないのも理由の一つかも。
でもま,買って損はない…と言うか得しかしないアルバムであるとは思いますw





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6th album---『Nightfall In Middle-Earth』


指輪物語で有名な,J.J.トルーキンによる 『シルマリルの物語』 の,
『クウェンタ・シルマリルリオン』 を題材にしたコンセプトアルバム。
ブラガにとって初のコンセプトアルバムであり,ジャケにはモルゴスとルーシェンが描かれています。

…っても知らんけどなw
読んでないしwwwww
wikiから拝借した説明文でごめんなさいwwwww

でも,小説の一部を元にしただけあって,アルバム1枚がまるで1曲の様な繋がりを持つCDです。
各曲を繋ぐように,1分に満たないインストを大量に挟んだ曲構成で,
その間奏がまるで,次に起こる壮大な出来事の前の,嵐の前の静けさを物語るような感じ。
1曲1曲は個性を押し出すと言うよりも,全てがアルバムを支える柱の様な,
そんな,統一された印象を与える構成になっています。

アルバムの中でも一番有名な曲は,中ほどに収録されてるMirrorMirror
シングルカットまでされて,ブラガと言えば,言われるくらいまで有名になった曲ですね。
曲自体とてもカッコいいですし,ヘヴィなシンフォが表われてる曲です。
俺も,初めてこの曲を聞いた時は1曲単体でした。
でも。
アルバムとしてこの曲を聴いた時の感覚は凄かったです。
1曲だけでも凄く惹かれる曲でした。
でも,全体として支える柱の一本として聴いた時,更に鳥肌が立つような印象を受けました。
この曲は1曲だけで聴くべきではない。
そう思わされました。
もしMirrorMirrorを聴いた事がある方がいらっしゃるのなら,是非,アルバムとして聴く事をお勧めします。
その方が,この曲を更に楽しむことが出来ます。



前者の7thアルバムと後者の6thアルバムを併せて聴いた時に,
やっぱブラガ色が強いのは後者だなって思います。
ジャーマンのヘヴィ色を強く出した重みのある音に併せ,Vo,のハンズィ・キアッシュの力強い声を乗せる。
一見シンフォ色は見当たらず,正統派ジャーマン/ヘヴィの様な印象を受けるけれども,
歌詞を読んだ上で聴きこむと,そこにシンフォの味わいが出てくる感じ?
俺の受けるブラガの印象ってそんな感じかも。
第一聴でシンフォと分かるようなイタリアンシンフォとはまた違った,
聴き込むほどにシンフォ色が染み出てくるのがブラガの呈するジャーマンシンフォって感じ?
つか,そんな印象があるシンフォはブラガだけなのか?
分からんw
でも,凄く心地いい音ですよ,ブラガの音は。



さて,残るはイタリアンシンフォのLabyrinth。
今現在聴きながら記事を書いてますので,近いうちに上げるかと。

そして昨日届いたFlying Ghibli II。
知り合いの漫画家さん曰く,
ネタ色が薄まり,メタルCDの様相が強く出てきていて,
ある意味残念な一方で,とてもカッコいいCDに仕上がっているとの事。
こちらも楽しみで仕方がないっすね…w