前回の記事の答え! | 仙台を中心に宮城で授業をするプロ家庭教師もりたの旧ブログ 高校受験・大学受験・中学受験等(オンライン授業もしております)

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仙台を中心に宮城で家庭教師指導をする「家庭教師のもりた」の日常を綴った日記です。
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それでは、前回の記事の答えです。

前回の記事

http://s.ameblo.jp/mcfactory/entry-11734385179.html


正解は、4番。

お母さんに、本当はいじめられているという真実を話せず、もんもんとしている


なぜ、この解答になるか説明します。

まず、1番は、苛立っている描写が全くない。主人公の受け応えも、そのような雰囲気は感じられない。

2番は問題外ですね。。いじめられたからって布団の感触で癒されようとする人間がどこにいる、という話です。

3番は、一見当たってそうに見えますね。

「もうこんな学校生活は嫌だ。」という記述から、いじめで精神的に疲れている様子はうかがえます。

確かに、精神的な疲れから、早く寝てしまいたい、という気持ちはあったかもしれません。


そう、間違いではないのです。


しかし、この問題は、「最も適当」なものを選べという問題です。

3番の選択肢は、間違っていない。つまり適当ではあるのですが、「最も」ではないのです。

この、布団に潜り込む行動は、お母さんとのやり取りによって起きたもの。

つまり、お母さんに真実をいえない辛さから、そういう行動が起きたと考えるのが、「最も適当」なのです。


3番は、お母さんが関係してませんからね。

間違ってはいないが、「最も適当」とは言えないのです。



さて、実際国語のテストの記号選択問題で、このような選択肢に出くわした場合は、以下のような対処法が考えられます。

■説明文であれば筆者がこの文章で何を一番伝えたいかを読み取り、その一番伝えたいことに合致しているものを選ぶ

■物語文であれば登場人物がそのとき一番強く感じている気持ちは何か、この物語のテーマは何かを考え、それに合致しているものを選ぶ

上記の例ですと、主人公は「いじめられていることそのものに対する苦痛」よりも「いじめを母に打ち明けられない苦痛」のほうが大きいと思われますね。


国語は、巷では「勉強してもなかなか点数が伸びない場合もあるし、逆に勉強しなくても点数がとれる場合もある教科である。」と言われています。

「逆に勉強しなくても点数がとれる場合もある」というのはあながちウソではないです。

英語や数学のように単語や公式を覚えていないと解けないというものではなく、答えは文章の中にあり、その文章も普段から慣れ親しんでいる日本語るので正確に読み取れれば意外にと点数は取れます。


しかし、勉強すれば確実に点数は伸びます!

国語にも、点数を伸ばすコツというものはあります。

そのコツを伝授し、実践する場を作ることを常に心がけております。



受験前の追い込みをかけたい方、ご一報ください!

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