(つづき)
洪水?
ああ、彼が天界の天使だったときの話のようです。
古い古い過去世なのでしょう。
下界を見下ろすと、大干ばつで困っている人々がいます。
天使は助けてあげようと思って、ぽちょんと水滴を落としました。
でも、それは人間界では大洪水になってしまい、人も家畜も村全体が飲み込まれてしまいます。
うわ~、どうしよう! 神様に叱られる~
天使は慌てふためき、
なんとかしなきゃと思って下界へ降りて行くのです。
天使はまだ子供だったので、わかりませんでした。
天界と人間界の次元の違いが。
3次元に降りて行った天使は、自分が何をすればよいのかがわからなくて、途方に暮れてしまいます。
そして、罪悪感にさいなまれた天使は、
繰り返し繰り返し、自分が苦しむ人生を選択し続けるのです。
G子さんが、
「磔にあったり、虐待されたり、拷問にかけられたり、
何度も何度もそういう目に合うために生まれてきているのが、走馬灯のように見える」と言います。
そんな人生を繰り返すことで、どうなるの?と天使に聞いてみます。
「どうにもならない。
でも、繰り返さなければいけないと思っている」
それは、自責の念からのようです。
このときの過去世を引きずっているので、
Jさんは今生でも苦しむ人生を選択する傾向があります。
解放が必要です。
(つづく)