朝起きたら、ものすごい風でした。
窓ガラスがガタガタ。電線もビュービュー鳴っていました。
島の冬は、風風風・・・
もううんざり。
体感温度は極寒です。
しかし、今日は風の音を聞きながら
「この風、昼にはやみそう。」
と、直感で思ったのです。
この3連休で、下した決断。
私の迷いも今日までだ、今日終わらせるというそんな願掛けのような気持ちもありました。
すると父が
「それはないね。気圧配置から見て、夜まで吹きっぱなしだよ。」
そっか・・・でもなんでだろう。
やみそうな気がする、不思議だなあと思っていました。
そして今窓を開けると・・・
風がやんでいる!
ピタリと。
そして、太陽が顔を出して、キラキラ輝いていました。
今日の天気も自己責任・・・そんな言葉が浮かびました。
「今日の天気も自己責任」という章は、実は今私が書いている本のプロローグなのです。
しかし、プロローグでありながら私の書こうとしている「しあわせプログラム」の一番核心に触れるこの章には
一番思いがこもります。
と同時に、どうすれば伝わるのだろうか?と常に常に考えているのです。
そんな時に風がやんだ。
「いいんだよ、それで!GO GO!」
そうお天気から言われた気がしました。
以前友人が「雪が降っても自己責任」というお話を聞かせてくれました。
会社がうまくいかないことを、雪のせいにしていたある経営者が「人生の全責任は自分にある。天気すらも。」と心底わかった時に、雪がピタリとやんで商売が軌道に乗り出した・・・というお話です。
(本当はもっとエピソード満載で、深く、素晴らしいお話なのですが)
そこに人生を受け止めるということの真髄をみた私は、人生が本当に動き出す時の不思議なシンクロニシティを伝えたいなと思っていました。
それでいいんだ、という自分を確かめられた時、また風が吹き始めました。
風が止まっていたのはほんの30分くらい。
一瞬の、束の間の、サインだったのかもしれません。