繭家の人生こぼれ繭 -2ページ目

繭家の人生こぼれ繭

人にも自然素材にも優劣なんかない。『こぼれ繭』と呼ばれていたものに目をかけて、愛情を持って「カタチ」のある製品にする。そこから生まれる「やさしさ」から「人やモノ」を思いやる心が生まれるのだと思います。

ブルーの擬革繭にこの裏地を併せてみました‥我が家のグレちゃんもこの中に潜り込みそうです。いろいろと手を替え品を替えやっておりますが、バッグを作る過程で筒縫いミシンというのがあるそうですが、これがなかなか値段が高くて手が届きません‥まあじいさん&ばあさんの2人旅だからぼちぼちと参りましょうかね‥それにしても「見る目があるのに見ず、聞く耳があるのに聞こうとしない」人間が多くなりましたか‥どこの国の政治家とはいいませんが、、「聞く力」はどうなりましたか?

 

 

 

今朝は、無性に忌野清志郎さんの風に吹かれてを聴きたくなった‥そしてボブディランさんの風に吹かれても聴きたくなりました‥

どれだけの道を歩めばいいのだろう
一人の男として認めてもらえるまでに
どれだけの海を飛べばいいのだろう
白い鳩が砂浜で安らげるまでに
あとどれだけ放たれればいいのだろう
砲弾が永遠に廃止されるまでに

友よ、答えは、風のなかにある
答えは、風のなかにある

 

 

 

 

注文していおいたシーチング(裏地)が昨日届いたので、擬革繭のブルーにこの泥棒猫の絵柄の裏地で、早速にサコッシュバッグを作ってみます…世の中ままならぬ事ばかりであります‥せめて裏地くらいはほっこりと癒されたいと思いまして、、先週からネットで裏地専門店を調べていてこの絵柄に出逢いました‥仕上がりを見ていい感じだったら、次は反物で注文してみようかなっと?おっと反物で注文したところで、まだ販売はしていないのに、気が早すぎますか(小笑い)‥これから、ばあさんとよ〜く企画立案販売会議を開いて熟慮に熟慮を重ねてみて‥結果お蔵入りなんてこともあるかもしれません(大笑い)今、ばあさんがミシンでサコッシュバッグを製作中です、出来上がり次第、写真アップいたします…裏地が、、目がチカチカして縫いづらいとさっきクレームがはいりました‥無地のほうがいいのかな??

 

 

 

 

もう55年くらい前の話ですが、私が高校2年生の時に糸繭商をしていた親父が、取引先の製糸会社から繭代金が送られてこないと困っていた‥夜な夜なおふくろと喧嘩をしていたのをよく覚えている…その時の親父がよく云っていた言葉が「人を信用出来ないで商売ができるか!」でしたが、結局繭代金は振り込まれずにその製糸会社は倒産した(当時で4,000万円の金額でした)会社の資産は、ほとんどが銀行や人手に渡って、親父の手元には雀の涙程度しか戻ってこなかった‥親父の商売は兄が手伝うことになって‥私は神田の繊維問屋に就職して2年が経ったある日、兄から電話があり「戻って来てくれないか、俺は違うことをしたいんで、、頼むからお前が親父の跡を継いでくれ」って…で、親父の商売を手伝うことにいたしました‥銀行から借りていた繭代金の返済は、親父と頑張って10年かかって返しました‥親父の云うところの「人を信用しないで商売が出来るか」は、その後の私のいい経験値になりましたが…ほんと商売をしていると考えさせられることが多いですね(合掌)

赤崎勇教授(ノーベル物理学賞/青色発光ダイオード(LED))「失敗も回数が多いほどいつか何かをつかむことが出来る」「われ一人、荒野を行く」の精神で、「結晶の品質をとことん良くすれば必ず活路は開ける」と研究を続けたと言っています。「窒化ガリウム」から綺麗な結晶を生み出す実験を3000回も失敗し、その中でたまたま実験がいつものようにいかなかった時に大発見をしたとのことです‥「あきらめずに続けることの大切さ」‥私もトライ&エラーの繰り返しもあきらめずにやってはおりますが、もうそろそろいい答えがあってもと思うのであります‥そういえば松下幸之助さんもこんな言葉を残しておりました‥「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる。成功の要諦は成功するまで続けるところにある」成功の鍵は、成功するまで、あきらめないことなんだと自分に言い聞かせて今日もこれから実験開始です!!

昨日は紫色で試作をしておりました、黄色を下地にその上に緑を重ねて、その上に紫を塗り重ねてみましたが…やればやるほどおかしくなってきて、また失敗しちゃったなんてあきらめかけておりましたが、、『成功するところまで続ければ、それは成功になる』肝に銘じます!!

 

悪賢い者がずるく立ち回って得をするのに反し、正直な者はかえってひどい目にあう世の中となりましたか…7年前の東京新聞のコラムに山口二郎氏の「文明か野蛮か」が掲載されておりましたので引用させてもらいます‥「野蛮人の支配する王国では、公私の区別がなく、国の財産は権力者の私物であり、権力はえこひいきのために行使するのが当たり前で、役人は権力者に隷属する使用人であった。これまさに安倍政権が支配する日本の現状である。あったことをなかったことにするのが野蛮国である。ようやく権力者の下僕でなく、法に従う文明人でありたいとう公務員の声が政府内部で上がってきている。われわれも文明人でありたいなら、黙っていられないのである。」結局のところ自民党の裏金議員(とくに安倍派が多い)は処分をうけたということで、ほとぼりが冷める(ほんの少しだけ)まで静かにしておけば、有権者がきっと忘れてくれるとでも‥大体が何に使ったかを報告しなくてもいい、それに領収書がいらないなんて、お偉い国会議員??だからいいんだと許していた(許してなんかいないけど)我々国民にも大いに責任があります。今国会で、ざる法の政治資金規正法をきっちりと修正して(この「規正」という漢字じゃなくて、こっちの『規制』という字を使った方がいいんじゃないのでしょうか)‥そもそもが、何に使ったかを報告する義務と領収書添付する(税務署に)、、これって世間では当たり前のことであります…

 

 

大谷翔平選手がようやくエンジンがかかってきたら、ベッツ選手が打てなくなってきた‥まあドジャースMVPトリオが揃って打撃好調だったら、相手投手はたまったもんじゃありません‥日替わりで活躍できそうなバッターが一番から六番まで並んでいるからドジャースは鬼に金棒ですよ‥日本中で今頃は居眠りしている人多いんじゃないの?私は普段から4時には起床しているので、全然平気です‥むしろ日本のナイターの方が苦手です(夜8時ごろには就寝です)大谷選手が頑張っているから、俄然、私の実験も力が入ってまいります‥今日は黄色の擬革繭を染めてみました‥今の日本国民には大谷選手の活躍が何よりの良薬であります!!(感謝感謝)

今日は、朝から留守番で(サッちゃんの高校入学のお祝いのお返しでばあさんは親戚周りをしております)一人きりでつまらないので、グレちゃんに猫じゃらしで遊んでもらっております‥そうそうクロちゃんもいるのでこれからお散歩に出かけようかな‥朝の3時から大谷選手のメジャーリーグを見ていたのでそろそろくたびれてきた71歳の土曜日であります‥これからお昼ご飯はどうしよかな?

自民党の裏金国会議員の処分の三文芝居を見せられている側からすれば(中には、おらが村の先生と崇めたっている人たちからすれば処分が軽くてよかったよかったと思っている)‥でもね、岸田首相、国民を「舐めたらいかんぜよ」って大声で言ってやりたい!!今度の選挙では、自公と野党のフリをしている隠れ自民党(日本維新、国民民主党)以外の政党に投票するしかありませんが‥ほんと日本の政治がこれほどまで堕落したのも私たち有権者の責任でもあるからして、子供たちの未来に希望が持てるような国を創る‥せめてそんな真っ当な政治家を選びたいものです!!バカな政治家たちのニュースを聞いてイライラして血圧が上がって自分の体調を崩したのでは、こんな間尺に合わないこともありませんからね‥さっき気持ちを落ち着けて、コーヒーを飲んで、猫ちゃんたちと遊んでから‥昨日のやり残していた擬革繭の染色の実験をやりました‥まあ人間万事塞翁が馬ってかね‥

我が家の裏庭の半日陰の場所に、今年もクリスマスローズとサクラソウがいっぱい咲いてくれております‥この時期は、裏庭への道が花でいっぱいで通れなくなるので、遠回りになりますが反対側からぐるっと家を一周しております‥この小道は隣の猫ちゃんたちの通り道です、どんな光景に見えているのかな?サクラソウの間をくぐり抜けているのを時たま見かけますが‥突然、話は変わりますが、天保14年(1843)閏9月7日、将軍家慶により上知令は撤回され、同13日、水野忠邦は老中を罷免されます。罷免が決まると、水野忠邦は西の丸下の邸宅を引き払い、三田の中屋敷に移ることとなりました。「今までさんざん俺たちを虐め抜いて、うまい汁を吸って、いい気になって、偉いつもりで、やめるですむか!」憎悪と歓喜にわく民衆数千人がわーッと水野邸に押し寄せ、小石を邸宅内に投げ入れます「ふる石や瓦とびこむ水の(水野)家」と川柳に詠まれている‥これって、今の永田町に棲む政治屋(裏金国会議員)たちも同じ末路をたどるのでは‥私たち有権者が今度の選挙でしっかりと見極めて投票すれば、もうちょっとはマシな国会議員を選べるのではないでしょうか??…「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」‥毎年毎年、花は変わることなく咲く。人の世の変わりやすいのに比べ、自然は変わらないことのたとえ‥