カナダの小学校 その2 | アーユルヴェーダでデトックス

カナダの小学校 その2

ブログを書くのが随分と久しぶりになってしまいました。


毎日が怒涛のように流れていき、気が付けばもう6月。

カナダに来て1か月と3週間が過ぎてしまいました。



娘たちの小学校生活もちょうど1か月が過ぎました。

学年の区切りが6月末なので、ちょうど学年の終わりも手伝ってか、娘たちは怒涛のアクティビティーラッシュ。


5月4日に小学校に入学した長女は2日後の6日には遠足。

前日になって帽子とUV、サングラス、おやつ持参と連絡があり、慌てて買いに走ったのは言うまでもありませんが、その前日はお弁当を入れるためのバッグが必要だといわれ買いに走り、その前々日にはこれから運動会に向けて毎日体育の授業があるので、体操できる洋服をそろえてほしいといわれて買いに走っていただけあって、どうせなら全部一度にまとめて伝えてほしいと思ったのでありました。




さて、肝心の遠足先は近所の遊園地だったのですが、さすがに学校行事だけあって意味もなく遊びには連れて行かない。



遊園地への遠足前日に持って帰ってきたのは、ジェットコースターの歴史と物理のプリント。


なんでも遊園地の乗り物がどの動力を使っているのかを学習しに行くのが一番の目的らしく、その日は英語が読めない娘の代わりに”私”が夜なべして、プリントを訳す羽目に。



しかし、このジェットコースターの歴史はかなり面白く、100年以上も前に、NYのコーニーアイランドにできたのが一番最初のものらしいことを知りました。私は実際にそのジェットコースターに乗ったことがあるのですが、(今でも健在で動いています)通常のジェットコースターのスピードの怖さとは違い、ボロボロで今にも壊れるんじゃないかという、異次元の恐怖が体験できます。NYに行く予定のある方はぜひ! 海辺のビーチにありますので、眺めも最高です。



遠足の次の2週間後にやってきたのが、運動会。

運動会はなぜか平日だったので、見学に行けず。二女のインターの時も運動会が平日だったのですが、どうもこれは先生たちが週末に働きたくないだけの話のようです。



この日もいつものごとく前日になって、「ママー、明日の運動会に私たちグリーンチームだから緑のTシャツ着てこなくちゃいけないみたい!」というので、慌てて娘二人を連れてモールへと走ったのでありました。 大体、Gapに行っても緑のシャツが置いてあるかさえわからないので、とにかく店舗が多いモールへ!!







何軒か探索したのちに緑のシャツがそろっているお店を発見。



これはどう、あれはどう?と物色していたら、店員さんに

「もしかして明日はSports Dayですか?」

と聞かれて、あれ何でわかったんだろうと思ったら、

「さっきも明日のSports Dayに必要な緑のTシャツを探していると買いに来た親子がいたのよ。」

と言われて、なるほど、今日は指定の色のTシャツを持っていない子の親は買いに走らなくてはいけないのか・・・(^^と思った次第でありました。



さて運動会から1週間後には長女の入っている7年生と6年生が合同でミュージカルの発表会。これは発展途上国の恵まれない子供たちへの基金を集めるために行われました。見学は1家族につき5ドル(約450円)。ただ学芸会をするのではなく、社会参加、世界情勢に関心を持たせる教育方針をこの歳から自然に取り入れていく姿勢は素晴らしいものだなと、とても関心をしました。



演題は「エンドウ豆の上に寝たお姫様」


ミュージカル自体の出来栄えも素晴らしく良く、よくここまでやりこなしたなと感心したのですが、同時に以前、日本の学校で観た、とんでもなく練習不足、題材選びの悪さでうんざりした娘たちの学芸会を思い出してしまいました。




娘の6年生のクラスはミニオンズを発表したのですが、ストリーがないうえに、恥ずかしくいのか、へらへらだらだら。声は通らないから何を話しているのかさえわからいひどく不出来な発表会に、「演劇は芸術なのだから芸術を教えられないのならやらないほうがましだ」とコメントを書いて学校に提出したほど、酷い学芸会でした。(これは学校によりますので、娘の学校での話であり、他の学校のことはわかりません)


娘もこのような学芸会を経験していたので、「日本の学校と全然違ってみんなすごく上手なの。」と感心して良く話をしてくれました。



まあ娘曰く、題材が決まったのが2週間前、練習に費やしたのは1週間だったらしいのですが、そんな中途半端なことをやるなら最初からやらずにその分きちんと勉強をしたほうが良いと思った私でした。


さてミュージカルの発表は地域の人たちも観に来られるように夜の6時から始まったのですが、(ビラも自分たちで作り、近所に配って歩いたそうです)



翌日はなんと遠足。それも7時15分集合で、牧場へ行ったのでありました。



牧場では乗馬をしたりロッククライミングをしたり、ハイキングをしたりと満喫したようでした。



そして土日を挟んで週明けの月曜日にはバンクーバーの学校対抗サッカートーナメント対抗試合の日で、ロジャーズスタジアム(日本でいういわゆるトーキョードーム)で丸1日、サッカーの試合。



その4日後の木曜日の夜は、学校の基金集めのためのBQQがあり、音楽会があったりと(生徒たちによるバイオリンの演奏会だたそうです)、たった1か月でどれだけ課外授業があるの!?とびっくりするほど忙しかった娘でした。




そして、さらに驚いたのがこの行事の合間を縫っての授業はすべて生徒のプレゼンテーション。 それぞれが自分が好きな国の発表を行ったのだとか。娘曰く発表の仕方が一人ひとり全然異なり、とても面白いとのこと。 民族衣装を着てきたり、その国の食べ物を持って来たり、一人芝居形式で発表する人がいたりと、様々だったそうです。



日本のことを調べて発表したクラスメイトも3人ほどいたらしく、「みんなが日本語を覚えてきてくれて話しかけてきてくれるの♡」と喜んでいる娘に一言、「人の親切に胡坐をかかずに、あなたがしっつかり英語を覚えなさい!!」と、伝えた厳しい私でした。(^^;



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