この忘れっぽい私が

松井先生のことは

毎日のように思い出す。


亡くなってからも

そばにいてくれるような

目を閉じたら

そっと笑ってくれるような

そんな感じがずっとある。


ボロボロの私に救いの手を

差し伸べてくれた先生。


お金なんか取らなかったし

その逆に自分の持っている全てを

私に差し出してくれた。


今でもあれだけの振る舞いは

尋常じゃないなって思う。


なんであんなにしてくれたのだろうと

お弟子さんに聞くと、

松井先生は目の前にいる人を

助けてきただけなんだよね、と言う。


きっと、ほんとにそれだけなんだろうなと思う。


体だけでなく心もたくさん成長させて頂いて

やっとこさ、色んなことを本気で信じるっていう

大切な大切なちからが湧いてきたように思う。


そしてそうなれたことに

それを助けてくれた周りの皆様に

心の底から感謝できるようになった。


有難すぎることです。


「すごいなんてことはない」と先生は言っていた。

「やらされていると言ってもいい」とも。


そう考えると全てのことが腑に落ちる。

そうなるように出来ている。


良いも悪いも決めているのは自分。

ジャッジを無くす。

ただ感じる。受け入れる。