今日は、ハーブのお話。
(一応、メディカルハーブコーディネイターでもありますので、たまにはハーブのお話もしなくちゃ!)
欧米で「インフルエンザの特効薬」と呼ばれているハーブがあります。
それは、 「エルダーフラワー」
古くから、インフルエンザや風邪予防に愛飲されています。
作用としては、発汗、利尿、抗アレルギーなど、カリウムも含んだハーブ。
温かいうちに飲むと、体の血液循環もよくなり、発汗、毒素排出を促します。
風邪の初期症状に効果的ですので、予防や引き始めにいいハーブティーです。
花粉症にも効果的なハーブとして、春先にも注目されています。
コーディアルとしても、ポピュラーなので、昔から自然飲料として楽しまれていますね。
エルダーフラワーは、もともと軽やかな甘味があるハーブなので、
とっても飲みやすいのが最大のメリットだと思います。
それこそ、紅茶との相性もOK!(ブレンドしちゃうと、ちょっと、濁ります)
そして、ネイティブアメリカンに最も大切にされてきたハーブ、「エキナセア」もインフルエンザ予防に最適!
ドイツでも「免疫力を高めるハーブ」として、科学的な研究が進んでいたほど。
ネイティブアメリカンたちは、たとえば、虫注され、蛇にかまれたなどの時に治療に使われたそうです。
風邪、インフルエンザの他、尿道炎、カンジタなどの感染症予防にも用いられます。
但し、妊婦さん、授乳中のかたには、避けたいハーブです。
他、エキナセアも飲みやすいのですが、あまり長期間飲まないほうが良いハーブ。
ハーブは、薬ではありませんが、薬効がそれぞれあります。
基本的には、一日に何杯も飲むことや、飲み続けることを避けることが大事。
何事も、「ほどほどに・・・」ですね。
そして、禁忌事項もありますので、ちょっとした配慮も忘れずに~!