昨日文楽社会人鑑賞教室に行った時に思うところあって、帰宅してからしょげていた。
というか悪いくせの『自分なんかが…』が出た。いや常に思っているのだけど。最近強烈な出会いが多かったので、私などがこんな風に出会えて良いのか？！調子こいて、相手の方に嫌な思いさせてるのに気付いてないんじゃないか？！
そうしたら昨日の私の態度はどうも良くないのでは？と思い始めて凹み出してしまった。
で、ふと、昨年初めて文楽見た時のチケットがあるんじゃない？と思い立ち、みてみると…やはりあった。
2005年12月14日。
私の文楽デビュー。（うわほぼ一年！）
文楽のきっかけをくれたのは、歌舞伎を通じて知り合った方なのだ。そこで、一緒に初めて自分で買った歌舞伎のチケットも出して眺める。
2004年10月16日。
自分の意志で歌舞伎を見始めた日。
なんだ、まだまだオシメも取れてないじゃん。
浮かれてても仕方ないじゃん。
頑張って見続けてるじゃん。
でもまだまだ分かってないんじゃん。
勉強不足じゃん。
そう思ったら、少し楽になりました、というか、今の幸運も悪いところも自分のやってきたことの結果と受け止めたくなりました。
でなきゃ、出会いに大しても失礼だ。
その上で、でかい態度は改めて殊勝を心掛けて、自分以外にいろいろ気の付く人であろう。自分を拡げたくて見始めた古典、元の自分もいなきゃ拡がったとは言えない。
幸運を必然だったと言える様に繋ぎ留め深めたい。
初心忘るるベカラズ。
或いは、今日見た『元禄忠臣蔵』の内蔵助の言葉を借りて
人はただ初一念を忘れるな。
また同じループにはまってしまうだろうから、チケットの写真を撮ってアップしておこう。
Maya〓