パニック障害はなぜ起こるの? [自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ] | 自律神経失調症パニック障害を克服した針灸師のブログ

自律神経失調症パニック障害を克服した針灸師のブログ

神戸元町の摩耶はり灸院から、自律神経失調症 パニック障害を克服した針灸師のブログです。
自律神経やパニックやめまい耳鳴りについて、自分の経験や針灸のこともまじえて書いています。

{D3201387-D77B-492F-BBBA-B844D4D20B4D}

 



神戸元町の針灸院

ローラー針ケア

摩耶はり灸院の畑綾乃です 

ブログの紹介ページはこちらです

 

 


先日のこと「発作が起きました!」という患者さんが来られました。



それはパニック障害の発作のことでした。

 

 

 

動悸がドンドンとひどく、


ひどい息切れで呼吸が苦しい、


目が回る、


手足がジーンとしびれる、


体中に力が入いる、


全身がのみこまれる感じがして動けない、

 


この方はこんな症状が15分ほど出ました。

 


パニック障害は、いわゆる自律神経症状の発作のことです。

 


自律神経症状が、オンパレードのように同時に起こるので、発作のようになります。



パニック発作とか、自律神経発作とか言います。

 


なんでこんな発作が起こるのか。



どうしたら起こらなくなるのか。

 


自律神経は弱ってくると、苦手な環境や、ストレスの多い環境で、神経が過緊張するようになります。



自律神経は、頭と身体をつなぐ神経なので、頭(心)で「イヤだな」とか「しんどいな」と感じると(自覚してなくても)、神経が自動的に必要以上に緊張して、身体は動悸や息切れ、メマイや冷や汗、しびれなど、発作を起こすようになります。

 


この状態が何度が繰り返されると、脳と自律神経と身体の神経ルートができあがってしまいます。



神経のルートができあがると、苦手な環境を脳(心)に思い浮かべただけで、汗が出たり呼吸が苦しくなったりと、ダイレクトに身体に影響するようになります。

 


どうしたらいいのか?


 

できるだけ苦手な環境に身を置かないことです。



今は発作がでるようなことはやらない方がいい



これが一番です。



発作を重ねれば重ねるほど、神経ルートが太くなってしまうから。

 


できるだけ発作が出ないようにしながら、少しずつ身体を強くしていきます。



身体をしっかり休めて、免疫力を高めていきます。

 


身体が強くなれば、自律神経の過敏性もとれて、脳との神経ルートも緩和されます。



そうすれば、ちょっとくらい苦手な環境下でも、発作は起こりにくくなります。



だんだん苦手なこともできるようになります。



針灸治療やローラー針も、身体を強くして、自律神経の過敏性をとるのに有効です。

 

 


今回は、パニック障害(自律神経症状の発作)をおおざっぱに説明してみました。



実は、こういう症状の仕組みを知っておくことが、この病気をお持ちの方にはとても大事なのです。



というもの、それを知らずに不安感を持ち続けることが、病気を長引かせる一番の原因になるからです。

 


その不安感によって、うつ病や躁うつ病に移行してしまう方も、とても多いのです。

 



パニック障害、自律神経症状の発作について、ちゃんと理解していれば、けっして恐い病気ではなく、治せる症状だと思えるはずです。



この病気を治すには、身体はもとより、脳(心)の理解、安心、がとても必要なので、今後もしつこく(笑)書いていこうと思います。

 


今度はもっと具体的な例を書いてみたいと思います。












ローラー針ケア  摩耶はり灸院

メガネホームページはこちら

ご予約メールはこちらフォームが開きます

 神戸市中央区下山手通4-6-10-202

 078-939-6332