昨日の長井へのマルイカ釣行の帰りに、前々から行ってみたかった、

イカ釣り師御用達にして、聖地と呼ばれる(?)カ○マ釣具店へ。


店に到着し入店すると店舗の小ささに些か驚かされた。

しかしそこに綺麗に陳列されているのはイカ釣り師ならば誰もが「イって」しまいそうな品々。

大量のプラヅノ、オモリ、ハリス、ガス糸、等々、膨大な量のグッズがあり、

この中からお目当てのカンナ巻き用の冶具を探し当てるのは困難、

と、思う間もなく店主(?)のおばちゃん登場、まずはご挨拶。


カンナ巻き用の冶具はありますかと尋ねると、「はい、ありますよ」と、

すぐに机の引き出しから全ての冶具を取り出して並べて見せてくれた。


線径と対象のイカに対する詳しい説明をして頂き、熟考の末チョイス。



冶具はマルイカスッテ用に0、6mmの5本立て。

この際スルメのプラヅノ用も買ってしまえと、14cm用の0、7mmの5本立てと、

18cm用に0、8mmの5本立ても合わせて購入。


しかし価格は3本共に¥2、100と、恐ろしく高いのには驚いた。

スクラップ屋の倅であった自分には、真鋳の、たかだかこれっぽっちの量の卸値、

原価を知っているので、この価格設定は「驚異的」ではある。


無論穴の加工などの手間は掛かっているが、これも道具さえ整っていれば、

最も簡単な作業の部類に入る直線の穴あけ、やはり「驚異的」である(笑)。


カンナは200本入りと500本入りがあったが、取り敢えず200本入りをセレクト。

残念だったのはマルイカ人気のため、0、5mmのカンナが品切れで、

10月頃まで入荷待ち状態だとの事で、入手できなかった事。


それにしても、ここのおばちゃんの説明の分かり易さ、丁寧さには内心舌を巻いた。

明らかに、よくいるレジを打つだけの店番のおばちゃんとは違い、

本当にイカ釣りの事を知り尽くしているというのが、容易に診て取れた。


会計を済ませ、「また何かあったらいつでも言って下さいね」と、おばちゃん。

本当に気持ちのいい対応で、楽しい一時を過ごせました。

もうイカ釣りグッズはここ以外で買う気がしなくなったよ。 ありがとう、また行きます!


それに引き換え浜松町の某老舗和竿店のジジイときたら・・ って、止めておこう(笑)。


今日は連チャンリベンジ釣行予定で、2時には起きられたのだが、やはり断念。

もう無理の利かない歳だし、意地になって釣りに行って良かった試しもないしな。

おとなしく自宅でスッテチューンにでも精を出しますか。