釣り座 右舷大ドモ (総勢約8名)



釣果 9本 (頭18本)




ロッド 極鋭GAME82 MH-175   リール エアド・レッドチューン100R


ライン ハイパーメガセンサー1号   リーダー シーガー・グランドマックス5号


メタルジグ オーシャン・ドミネーター80g グリーン・シルバー


グロー・ピンク (超夜光) リアウエイト&センターバランス



考察



アジ船帰港後、そのまま隣に係留してあるシーバス船へ。


先週に続き、ミヨシを好むルアーマン達には不人気の大ドモが空いていたのでキープ。


受付にリレーの料金を支払い追加の氷を貰い、船に戻り準備、


といってもロッドはセットしてあるし、スナップにジグをセットするだけだ。



担当のKZ船長は屋形船だか何だか、別の仕事があるようで、


代わって社長のK船長の操船で出港。 そう言えばK船長の舵で釣るのは初めてだ。



「遼船に情報を聞きながら近場か木更津まで走るか決めます」とのアナウンス。


夕まづめ船は3時間程度と非常に短い時間での勝負ゆえ、喰いが立つまで好転待ち、


とはいかないため、ポイント選定は「今釣れる」が第一条件であるので難しい。



結局今現在、木更津の模様が良いらしく風の塔へ直行。 船団に合流しスタート。


「上げ潮が利いてくるまであと30分~1時間位はシブいかも」と、K船長。


だが真横を流すYN屋、NS屋といった船のアングラー達はポツポツ抜き上げているし、


たまにタモが入る様な50cmオーバーの良型も見られている。


絶対に喰うはず、と、集中してジグを上げ下げしていると、真後ろで初物がゲットされた。



間もなく自分にも着底寸前のアタリ、アワセるとフッキング。 ラインが出て行くって程ではないが、


時おりリーリングを止めなければならないくらいに、良い引きを見せてくれたのは50cmクラス。


抜けない事も無かったが、K船長がタモを持ち駆け付けてくれたので、御願いし無事ネットイン。



今日はまた新戦力、オーシャン・ドミネーター80g グロー・ピンク センターバランスで初物ゲット。


リアウエイトでどうしても喰わない時、センターバランスで一発、なんて事があると聞いて仕入れて


見たのだが、幸先良く釣れて満足、満足。 綺麗な銀ピカゆえ持ち帰り用にキープ。



以後、徐々に喰いが立ち始め、周りのアングラー達も次々にゲットして行く。


殆どいつも通り40cmクラスで、タモが出る場面は少ないが、釣れていれば皆楽しく、活気が出る。


自分も立て続けにセイゴを2本ほど追加したが、そのまま終了まで入れ食い!とは上手くいかず、


ピタリとアタらなくなってしまった。 船長達が口を揃えて繰り返し言っているにも関わらず、


釣ってすぐ無造作に海に魚をリリースしてしまう人がいるから仕方ないのだが。



船団から数隻の船が離脱していった。 が、反応は残っているらしく、留まる船が大半だ。


当船もしばらく留まっていたが、なにせ時間が短い。 情報収集していたK船長は、


「どうやら川崎で出ているみたいなので、走ります」と、引き返す決断を。


最初からここで出てくれれば行程10分なのに・・ そう上手くはいかないのが自然ってやつだ。



舞い戻り、いくつもあるバースの一つに狙いを定め、投入合図。


「水深27m位、底から半分位まで探って」とのアナウンス。 反応の高さに期待感は募る。


案の定、一投目から15m巻き上げてクラッチを切ったもののラインが出て行かない、


すかさずアワセるとフッキング、40cm程のレギュラーサイズをゲット。



数分後今度は船下に入ってしまった仕掛けを回収しようかと、一応中速巻きを入れているとヒット。


これは60cmは無いが中々良いサイズ。 皆さんも中小様々に次々ゲットしている。



船が流れてバースに対して大ドモの自分に最高の向きと位置になった所で、少し遠いが


約30m先の橋脚の隙間を撃つ。 海中の張り出しに乗ったか、ラインが出て行かない。


ジグを跳ね上げ外し、落下させる。 フケさせたラインを注視し、神経を集中させつつフォール。


今日は風もさほど強くなく、変化が取り易い。 またすぐにラインが止まる、今度はバイトだ。



すかさずアワセるとフッキング、早く橋脚から引き離すため多少強引に巻いて引きずり出す。


レギュラーサイズであったが、遠くの浅い所で掛けたため、横方向のファイトが存分に楽しめた。


ショアからシーバスを釣った事が無い自分にとっては擬似体験が出来、とても嬉しかった。



やがて喰いも止まり周り変えるも、本当にバースの周りを動いただけで再スタート。


ポツリ、ポツリ釣れている中、船の向きが悪くバースが撃てない自分は、


少しでもチャンスを増やそうと、40m以上ロングキャストし、リフト&フォール。



その甲斐あってかフォール中にヒット、アワセると無事フッキング、したは良いが、


いきなりラインが引き出される。 今日イチなのを確信、慎重にファイトに入る。



しばらく巻いては出されを繰り広げたが、やがて少しづつリーリング可能に。


ラインのテンションを抜かないように気を付けつつ、巻き上げてくると姿を確認、デカイ。


気付いて貰えなかった様なので、「すいませーん!」と、K船長を呼ぶ。



「お、デカイ?」と、尋ねるので、「ちょっと良いです」と、返答。


すぐさまタモを持って駆け付けてくれたK船長も、魚体を確認し「おー、やっと出たねぇ~」と、一言。


最後の抵抗をいなし、ネットへ誘導、無事ランディング。 「ありがとうございます」と、私。



「70cmあるかな・・ ギリギリ無いか?」と、K船長。 正直自分も、もっとデカイかと思ったのだが、


今日イチには間違い無く、自身歴代2番目の大きさであり、大満足の1本である。



最後にレギュラーサイズを追加して、トータル9本で終了。 水面ポチャリが1本あったっけ。


3時間でこれだけ釣れれば自分は満足だが、倍の18本も釣ってる人がいるのには参った。


短時間の勝負なので、イチ早くアタりカラーや、パターンを見付けられるか否かが分かれ目だろうが、


これはもう、経験と引き出しの数が結果に直結するものゆえ、ベテランには敵わないだろう。



赤いアンバサダーの釣行記 etc...-201303171857003.jpg



今日の自分には、真ん中の超夜光センターバランスが一番アタった。


フォールでもリトリーブでも良いアクションをしてくれてるようで、両方でゲットできた。


グリーンでも初めて釣る事ができ、アタりカラーを増やせた事は収穫である。



朝の7時から17時まで10時間のロングラン釣行になったが、本当に楽しめた。


これ以外にもシーバス⇒シーバスのリレーも悪くないと思うので、またやっても良いかなと思う。




船宿   川崎   NY丸   K船長