命 儚く | やっぱり馬が好き~ふろむオーストラリア~

命 儚く

今朝の調教で、競馬場から落馬した時のサイレンが聞こえました。

 

うちの馬じゃないといいけどなぁ

 

なんて思いながら作業をしていたら

 

思いがけない訃報。

 

10月のコーフィールドギニーに向けて調整を始めていた

2歳牡馬のDoubt I'm Dreaming号が 急死したと連絡が入りました。

 

2週間ほど前に休養から戻ってきたばかりで 毎日軽いキャンター程度の

軽いワークをしていたのですが

 

死因は心臓発作じゃないか とのことです。

 

今年の3月、この厩舎で働き始めてから

初めてレースに行って 曳いたのがこの馬。

 

ムーニーバレー競馬場での準重賞レースを圧倒的な強さを見せて

勝ちました。

 

 

 

 

 

 

 

 

厩舎でのあだ名は「GG(ジージー)」

 

GGの意味って、牡馬なだけに気性が荒くて

だから皆が「Grumpy Guts」って呼び始めたからGG。

 

 

 

私の担当馬では無いけれど

 

親方もとても可愛がっていた馬だったし、

 

オーナーさん方にも競馬場でお会いしたので

皆さんの想いを思おうととても切なくてなりません。

 

 

(私は皆さんの陰で GGと一緒に立っている)

 

 

 

いっぱい泣いてしまった。

最近涙腺がゆるくて困るなぁ。

 

午後当番の時に 近所の八百屋さんでお花を買って

GGが使っていた馬房の前に供えてきました。

 

好い花があんまり無かったから

淡いピンクと青いデンファレの2色。

 

 

人も動物も、命はとても儚いと思った1日でした。

 

 

ご訪問ありがとうございました