人日の節句
明日の七草粥の準備
正月七日の朝は
七草の野草の入った粥を食べる風習があります
九世紀に中国から伝わった風習とありますが
お正月のご馳走で疲れた胃を休め
青菜の栄養補給に
と言われたり
邪気を払い万病を除く春の七草
ともいわれます
古来日本には
雪の間から芽を出した若菜を摘む
「若菜摘み」という風習があり
長い冬をじっと耐え、
雪の下から芽吹いた春の若草を食べることで、
その生命力をいただいていました
それらが合わさって
「七草粥をいただく」
ということになったのでしょうね
七草のそれぞれの意味はこちら
- 芹(せり)=「競り勝つ」
- 薺(なずな)=「撫でて汚れを除く」
別名をぺんぺん草 - 御形(ごぎょう)=「仏体」
母子草(ハハコグサ) - 繁縷(はこべら)=「反映がはびこる」
はこべとも呼ばれます - 仏の座(ほとけのざ)=「仏の安座」
- 菘(すずな)=「神を呼ぶ鈴」
蕪(かぶ)のこと - 蘿蔔(すずしろ)=「汚れのない清白」
大根のこと
旧暦ではまだ冬にあたりますが、
明日の朝は
古き良き日本の行事食をいただきます