先週の講習に引き継いて、今日はいよいよ試験本番となりました。
小雨が降るなか、7時過ぎから受験者が順番に、1回ずつ蛇行と着岸の練習をして、本番の実技試験をしました。
本日の受験者は、1級、2級合わせて12名。
3名ずつの4組に別れて、受験番号順に試験開始となりました。
私は、受験番号4番だったので、2組目の初めの順番でした。
直前の練習で、係留のロープ結びがうまくいかなかったので、待ってる間は必死にロープ結びを練習しました。
自分の出番が近づいて来ると、緊張してきました。
おまけに、北西の風が強まって来て、不安になってきました。
さぁ、自分の組の番がまわってきました。
先ずは、発航前点検、トラブル対応、ロープ結び、コンパスの扱いを試験されました。
ここは難なくクリア。
そして、いよいよ操船の試験。3人の中で受験番号が小さい私から始まりました。
発進、変進、増速、後退、多少の目標のズレを指摘されましたが、まずまずの滑り出しとなりました。
これで、気持ちを落ち着かせることが出来ました。
続いて、人命救助。風が有るので、流されることを読んで船を目標物へ進入させて、1発でキャッチすることが出来ました。
ここで、運転手交替。
同様に、他の人の試験が行われて、暫し休憩。
そのあとは、蛇行運転。これは2番目にしました。練習の時とは逆方向からコースに入ることになってしまい、目測を誤ってブイ通過後の進路が、目標からズレてしまいました。
あー、やっちまった。このセクションは減点だな。
そして、難関の着岸。
グループの中で3人目だったので、前の人の様子を見て、要領を掴むことが出来たのでラッキーでした。
おかげで、今日は風が強かったので、凡そ半数の人が、着岸を失敗していましたが、
ここは難なく着岸を成功させることができました。
最後に、係留と解らん。風の向き応じて、ロープ掛ける順番と、外す順番を正しく実施しました。朝一の練習でミスした、ロープの巻き結びを落ち着いて、正しく出来ました。
これで実技試験終了。
大きなミスは無かったので、きっと受かるかなぁ。という自己採点でした。
全員の実技試験が終わるのを待って、午後2時頃から、学科の最終章講義を受けました。
1級受験者は、もう1日学科講習が有りますが、2級は今日の最後に学科試験を受けます。
4択の50問の問題を解いて、試験が終わりました。
あー、今日も疲れたー。
試験結果は、今度の木曜日に分かるそうです。
一緒に、受講した仲間は、全員初対面でしたが、出雲の方が多くて、きっとこれまで大社沖で逢ったことがあるんだろうなと思われる人らがいました。彼らと、お互いに励まし合ったり、お互いに教え合ったりしました。不安な試験でしたが、仲間のおかげで、こころ強かったです。
仲間の皆さん、そして講師の先生、お世話になりました。