放射線治療…にやられる日々‘秋④ | マウルルちゃんの平凡な一日

マウルルちゃんの平凡な一日

主に私の乳がん体験記を書いてます。

(2011.11.4つづき)





看護師Sさんにお礼を言って別れ、


ゾメタ投与のため、外来化学療法室へ。

化学療法室の待合室で待っているとき、
さっきの診察中、マスク姿の顔デカ先生(主治医煜)を初めて見た私は、どうしても気になって仕方なかったことを、こそっと姉とモナオくんに話しました。

「顔がデカ過ぎて、マスクで鼻と口隠したら、顎丸見えー、プププ(*^m^*)」

あんな真剣な話してたのに、どこ見てたん(¨;)

とモナオくんには、呆れ返られましたが、

私と姉は、

「出てた出てたー(^∀^)♪」

モナオくんは、私の手術以来7年ぶりに先生と再会、

「あの威圧感に負けそうやったわ(´Д`)=3」

とこぼしてました。

いつもは、上司にも自分の意見をはっきり言い、疑問に思ったことは納得するまで聞くモナオくんでも、やっぱり顔デカ先生の威圧感はハンパなかったみたいでした(^-^;

そんな話で盛り上がっていると、看護師さんに呼ばれて、点滴ルームで、サクッとゾメタを投与してもらい、


放射線治療科へ。

11時すぎに受付をして、11時半ぐらいに呼ばれ、サクサクッと5分で照射してもらって、メガネ先生の診察室の前の椅子に座り、呼ばれるのを待っていました。

30分ほど待って、12時過ぎぐらいに診察室に呼ばれました。

先生と相談した結果、

とりあえず入院で治療をして、通院でいけそうだったら、切り替えましょう。

ということになりました。

入院して治療ができるようになって、ホッとしました。

この日からホルモン治療が中止になったし、抗がん治療開始までちょっと間が開くし、放射線治療で免疫力が下がるし、

さらにガン細胞が繁殖しやすい環境になるんじゃないかと、不安に思っていました。

入院すれば、治療に専念できます。今は、がっつり腰を治して、抗がん治療に立ち向かわないとDASH!


「入院手続きをしますので、外でしばらくお待ちください。」

とメガネ先生に言われ、診察室の前の椅子に座ってました。

待っている間に、

ついさっきまで何ともなったのに、何だか気持ち悪くなってきた気がするな…(´~`;)、

と嫌な予感。

照射して約1時間たってました。

1回目と2回目も、照射後だいたい1時間たってから、気持ち悪くなりました。

だんだん気持ち悪さが本格化してきたので、

姉がメガネ先生に、早く吐き止めの薬を処方してくれないかと、申し出ました。

それは、大変だー、

となりましたが、

すぐに処方箋出すけど、薬が来るのにちょっと時間がかかる、

そうで、

とりあえず、急いで病室の手配をしてくれました。


病室に行くまでの満員のエレベーターの中でも、

う~、ぎもぢわる(=_=Ⅲ


急だったので、大部屋は満室で、今回も個室。お金かかるけど、この際仕方ない。

パジャマに着替えて、ベッドに座った数分後、

来ました。嘔吐が。

お腹がグワングワン波打っている。

鼻水と涙まみれの顔で、はぁはぁと肩で息をしながら、

もう大丈夫(*_*)、

と姉とモナオくんに報告。

「お腹がめっちゃ動いてた」

と心配顔のモナオくん。

病院が容器を用意してくれていたので、顔の位置で吐けたから、腰の負担は少なかったけど、ドッと疲れました。

ベッドでグダーとなってると、やっと看護師さんが吐き止めの座薬ナウゼリンを持ってきてくれました。

1回吐いたけど、2回目が来る前に間に合ってよかったわf^_^;


気持ち悪さが治まるまで、ベッドの背もたれを起こして、もたれて、2、3時間静かに精神統一。

そんな中、看護師さんが入院中の注意事項などの説明や、血圧と熱を測ってくれました。

熱が37.3度。
普段熱を測らないので、いつから微熱があったのかわかりませんが、この日から37.2~5度の熱が続きました。
もしかしたら肺の転移のせいかな…。


2回目の嘔吐もなく、嘔気も治まったので、姉が薬局で買って持ってきてくれたmeijiのメイバランスを一口。

胃に優しく、落ち着く味やわ。

病院に入っているコンビニに、私の水を買いに行ってくれた姉が、メイバランスをたくさん持って帰ってきました。

「メイバランス、めっちゃ置いてたで。
“大人気商品、売れ筋No.1はコーヒー味!”
てプレートまで出てたわ(^O^)」

さすが病院。街のコンビニと売れるものも違うf^_^;

メイバランスは、プレーン(ヨーグルト)、コーヒー、イチゴ、バナナ、と4種類味があります。
私は、プレーンがお気に入りで、味を変えたいときに、たまーにイチゴを飲んでました。


夕方、落ち着いた様子を見て、姉とモナオくんが帰って行きました。


その後、メガネ先生が病室にやってきて、

「吐き止めがなんとか効いたみたいで、安心しました。」

とホッとした様子。


夜、私が入院したことを知った、看護師Sさんも病室に様子を見に来てくれました。