保育園、資産税いらないってよ | 好感度ゼロ上等のクセが強い不動産ブログ

保育園、資産税いらないってよ

さて、今週も始まりました。

どうもこの、正月明けの一発目の週末が3連休になってからというもの、これが終わらないとおとそ気分が抜けにくくなっていますw

 

さて、今日も不動産関連ニュースから。

保育園の地主(家主)には固定資産税がかからないことにするということです。

なんのこっちゃと思う方もいるかもしれないので解説しますと、保育園は施設そのものの所有者と運営事業者が別であることがよくあります。

地主さんが保育園に貸すことを前提として建物を建てて、運営事業者に貸す、というパターンなのです(土地だけ貸すパターンもあり)。

保育園に貸すっていうことは、もう完全にそれ専用の建物を建てるわけですから他の用途に転用することはまず不可能。

こういうつぶしの利かないスキームってちょっと怖いですよね。

で、知ってのとおり、固定資産税はアパートでも1/6になりますから、税金が変わらないなら(売買局面でも)汎用性のあるアパートにしちゃう地主さんが多く、結局、待機児童といくら騒いでも保育園用地が集まらないという状況なわけです。

で、今回、「ええいっ、ならば保育園を建ててくれればゼロにしちゃう」という話になるという、そういうニュースなのです。

 

保育園のすごいところは用途地域を問わないってこと。

なにしろ工専(工業専用地域)ですら建てられます。つまりどんな土地でも用途地域を調べることなく建築可能確定。

あと、最初から保育事業者あってのプロジェクトなので空室の心配がない。しかも結構賃料は高くとれます。社会貢献にもなるし。

あと、ワタクシは詳しくありませんが建築にあたって相当な補助金がでるそうなので負担も軽いようです。

土地の活用方法に悩んでいる地主さんにはぜひ検討してもらいたいところですが、たぶんネックはパートナーとなってくれる保育事業者ってどーやって探すのかってところだと思います。

 

これは実はそんなに難しいハナシではなくて、ツテあるところにはあるものです。

何しろワタクシですらその気になれば保育事業者と保育園専門設計士(すご腕)を連れてこれますから。

 

避難経路確保の関係で敷地形状と接道条件に若干の制約はありますが、賃貸需要の弱い土地をお持ちで活用に困っている方がいらっしゃったらご連絡いただければ建つかどうかのチェックをいたしますよー。

 

ただこの話、土地を動かすわけじゃないから不動産屋としてはぜんぜんお金にならないんですけどねw

 

まあ、そんなかんじでアパート建築だけが不動産投資じゃないよとぶっこいて今週もスタートです。

 

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