質問状回答 田中むつお候補 | 松戸をよくする市民の「ゆるーい」ネットワーク 松戸市議会議員選挙特設ブログ

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Facebookで活動する本会プロジェクトチームが、松戸市議会議員選挙に際しお送りし、ご回答いただけた候補者さまの回答を掲載しています。

1.まず、候補予定者ご自身についてお伺いいたします。

① なぜ、松戸市議会議員選挙に立候補されるのですか。

地域のために、まつどのために真剣に取組んでる議員が身の回りにいないから、自分の発想力と行動力を活かして松戸市政を変えて行きたい思いから。もう1点は老害議員、社会経験の少ない若手議員が多く存在していると感じており、ミドル世代の必要と感じたからです。

② 当選したら真っ先に取り組むことを教えてください。

まず財政再建、その中でも支出の見直し。病院の補正で60億円や、廃校解体時のアスベスト処理3,000万円の追加など、ローボールテクニックなのか、民間企業では考えられないお金の使い方の是正。
今後の老朽化した公共施設の再編が目白押しに控えている中で、
見直しをしないと財政破綻を招きかねないため。

③ 4年間の任期中に必ず実現させたいことを教えてください。

上記②の支出の見直し。
シルバーパス(※仮称。70歳以上バスの無料化)で医療費の削減
の検証、商店会の便乗割引で繁忙日や繁忙時間帯以外の活性が図 
れるかのトライアル運用。
市立松戸高校に、スポーツ科(パフォーマー、ダンス含む)新設  
して、学問以外にも特色ある教育の推進。その他、市内の県立高
校にも独自の専門科を新設。4年じゃ厳しいかもしれませんが、県
の文教委員とも連携して1校づつでも増やして行きたいです。

④ 当選された場合、どちらの会派に所属するのか、または無所属で活動されるのか、意思をお聞かせください。

現時点では白紙ですが、無所属にはならず既存の会派に属することはイメージしておりませんので、会派で言うなら新たな会派を作ることは視野に入れています。

⑤市民の声に耳を傾け、市民に分かり易く説明し、市民の思いを実現すべく行動する、というような「市民に寄り添う」という姿勢が重要だと考えております。より多くの「市民に寄り添う」ために、何か行動される予定があれば教えて下さい。

これが一番、回答しにくいです。「市民に寄り添う」のイメージを
もう少し詳しく話をお伺いしたいです。地域活動をしていても、少年スポーツの指導や職場でのうつ病の社会復帰支援をしていても、
寄り添うイメージがつかめません。自立支援のイメージが強く、露払いから独り立ちまでを、支援が必要の無いように不要となることを使命と考えるので、「寄り添う」が今ひとつしっくり来ないので、一度お話を聞かせて下さい。


⑤ 市議会議員に必要な能力はなんだと思いますか。それをこれからの活動にどう生かしていくかと併せてお答えください。

決断力、行動力、発想力、長期的視野での財務感覚

2.次に、議員観・議会観についてお伺いします。

① 松戸市議会議員の適正人数は何人とお考えですか。理由と併せてお答えください。

地域特性と各地域の人口比率もありますが、地域の代表者でもありますので減らし過ぎも不利益が生まれると思います。
人口1万に1名だと48名、そこから削減されての44名。有権者38万に対してで考えて38名が第一段階。ただし投票率をあげていかないと、立候補しただけで選挙とは言えない状況で、かならず当選する政党もいくつか存在していますので、人数だけ減らしても
議会としての機能に不安はあります。

②「議員報酬は議会での拘束時間等、議員活動を実際に行った時間×時給にしてはどうか」という議論がありますが、いかがお考えですか。

報酬は制度上は労働の対価であります。極論ですが仮に0円のボランティア議員として場合、生活にゆとりのある方、もしくは何か企業や支援団体からの援助がないと生活していけないことになると考えています。私も職場が、議会開会時は年に4回を休職を許してくれるのならば賛成も検討しますが、閉会時に仕込みと対策をするためには、議会の時間だけでは足りないと思います。
さしあたり改善の1点は、政務活動費を議員報酬に含めると源泉徴収という形で、市税で還元されます。会社で言うと経費は収入と言われたらイヤですが、議員報酬削減に抵抗が多く実現に時間がかかるのであれば、事実上の削減案として検討しても良いと思います。

② 委員会前に会派で賛否を決めていることで、議会での議論が建前になっているように感じます。議会をより建設的な場にするため、委員会前に会派で賛否を決めることを止め、委員会での議論を基に会派の合意形成を図るようにして欲しいと考えております。如何ですか?

とても良いと思います。しかし委員会に所属する議員の力量が問われると思います。想像ですが、委員会→会派→委員会と行程のみ増えて、一度目の委員会が意味をなさなくなる懸念をします。


③ 建設的でしがらみのない議論を行うため、会派制を廃止する議会も現れていますが、「会派制の廃止」について、いかがお考えですか。

これもメリットデメリットが考えられます。会派がなくとも政策協力で行えれば良いと思いますが、前述の10名候補を出すと全員当選の政党もありますので、最大勢力での発言力となります。
ただし会派があるので、その中で院政を行う長老系議員も多いと
の噂もありますので、廃止を可決するには現在の会派で賛否を問
うので、否決されそうです。

⑤議案に対する個々の賛否について、記録に残す、または公開することへのお考えをお聞かせください。

 賛成。ただし、賛否の理由も残して貰いたいと思います。
 例えば福祉の充実な議案が出されて、財政上厳しいので今期は反
 対などの議決となった際に、福祉を軽視した議員のようにイメー
 ジ付けされる。有権者に媚びる議決が多くなれば、財政悪化の懸
 念があります。

⑥ 委員会についても、本会議同様にインターネットおよび録画中継を行ったり、議会運営委員会を含むすべての委員会を傍聴可能にすることについて、是非をお聞かせください。

賛成です。ただしこれも上記⑤と同様に、見られていることは意識した会議になると、本質論や極論でのブレストが活発に行われないマイナス面もあると思います。「ぶっちゃけどう考えてる?」な場所も必要とも思います。録画中継での一場面切り抜きのひとり歩きの心配があります。これも想像ですが、プレ委員会、準備会など、違う名称で集まることが増えそうです。


⑦ 議員を客観的に評価するしくみについて、アイデアや先進事例があればお聞かせください。

選挙が評価の最たるものですが、ひとり2票など複数票や、野球のオールスターではないですが44名をマークシートで選択としたら、どんな議員構成になるのかシミュレーションしてみたいです。


3.次に、市政をとりまく環境や個別の政策課題への考えをお伺いします。

※この3の項目は全般的に個人的な思いの設問が多いように感じます。可能な範囲で回答いたしますね。

①経済的・家庭的な理由等により、望んだ進学ができない子どもを減らし、平等にチャンスを与えられるような環境が求められていると考えますが、具体的な方策があればお聞かせください。

望んだ進学ができないを具体例をお聞かせいただけると有難いです。現状の奨学金の範囲では厳しいとの判断でしょうか?奨学金の支給条件など不勉強でもあります。また学力、通学エリア、全寮など
平等についても理解がしきれておりません。

②児童・生徒の学習習熟度により教員を評価する制度を設け、意欲的な指導の一助とする策について、お考えをお聞かせください。

中学、高校で部活動の顧問を受け持ちたがらない現状もあります。手間のかかる生徒を受け持ちたがらなくなり、押しつけ合うことにならないのか懸念します。学習習熟度の評価を同判断するのか。平均偏差的に判断するのか、伸び幅で見るのか。またIQ知識教育が得意な先生と、EQ知恵の教育が先生もいると思います。市独自で取組む課題と言うよりは文科省で検討いただく課題とも思います。
個人的な見解ですが、評価制度の前に、教員の研修制度が必要と考えます。週末ボランティア、民間への中長期出向など、社会との接点と価値基準の多様化が、教育に活かされると考えます。


③保育園を選ぶための客観的指標として、利用者・第三者評価の制度を設けることについて、お考えをお聞かせください。

④より障害者が暮らしやすいまちを実現するため、提案される施策があれば教えてください。

⑤ノーマライゼーションについてお考えをお聞かせください。例を挙げると、色覚障害者にとっては赤色チョークの板書や、ピンク色の看板が見づらい等、聴覚障害者にとっては災害時避難所での情報提供が音声のみで行われるということに不便を感じる等、障害者本人でしか気づき得ない生活上の支障があります。

声をあげる場が必要だと思います。伝えて貰わないと気がつかないことです。また差別ではなく、左利きの人は自動改札が通りにくいと言われても、すぐにはインフラ整備出来ないものもあります。
学校における赤いチョークでの児童の不利益は、教員間での情報共有で改善するのはコストはかけずに直にでも実行できることに思います。黒板をホワイトボードに変えると解消するとしてもコストと長期的な期間を要します。緊急対応と長期改善を組合わせて解決して行くためにも、声をあげていただく必要があります。声があげにくい環境だとも思いますので、場が必要です。


⑥松戸市は周辺市よりも生活保護受給者数・保護費ともに高い水準にあります。この水準についての是非と、今後の方針についてのお考えをお聞かせください。

支給:居住歴での支給可否の判断強化。審査が緩いから松戸に転入
と実しやかに言われている現状改善。
支給終了:段階的な削減で生活保護ではなく生活補助に移行する。
働くと打ち切られてしまうような終了ではなく、就業支援や定着支援を行い、計画をもった自立支援を行う

⑧ 少子高齢化への対策として、提案される施策があれば教えてください。また「無駄を削減する」以外の財源確保についてもご提案ください。

⑧「すぐやる課」について、今後の方針と併せて、存続の是非をお答えください。

 もともとの成りたちの原点に戻って欲しいと思います。市民側の
 問題もありますが、スズメバチの巣を除去する便利屋部門ではな
 いはずですが、現状はかなり生活トラブル解消的に存在している
 のが残念です。本来は、どこの課で受けるかわからない事を、社
 内稟議の書類は後で書けば良い、まずは即応が基本コンセプトだ
 ったと思います。


⑨ 市立病院の経営を改善するための方策があればご提案ください。

・病床数を480床へ削減。
・現市長に1期目の公約である現地立替え64億円で実現してもらう。
 ・民間に身売りして身軽になる

⑩ 市内で起業家が活躍するための方策があればご提案ください。

どんなジャンルなのか難しいですね。

⑪ 市内の商業圏の充実について、近隣自治体のように大型ショッピングモールを誘致するなどの大規模な方策を取るべきか、それとも他の方法によって充実を図るべきか、現状の維持を図るべきか、方策をご提案ください。

松戸にも1カ所は必要だと思います。候補は北部市場、または21世紀の森を20%削減してでも行うかです。337号線の開通で新松戸、八柱、東松戸からの集客を見込める場所が候補として考えます。松戸市内に映画館が0となりました。シネコンを含む商業施設は是非誘致したいです。消費活動を市内に留保するためにも必要と考えます。また一方で地域商店の存続と新規開業の促進も合わせて行う必要があります。
※このテーマは1時間でも話したいことがあります。

⑫ 松戸市に住民投票条例は必要だとお考えですか?理由も併せてお答えください。また、必要だとお考えの方は、具体的にどういった内容にすべきか、お聞かせください。

必要だと考えます。森を削減してのショッピングセンターを作るなど、議員の採決ではなく民意に問う課題が出て来ると思います。
内容については、限定をせまく設定するか汎用性をもたせるか
研究が必要と考えます。

4.さいごに、松戸市についての思いをお伺いします。

① 松戸市の一番の魅力はなんだと思いますか。

静岡に次ぐ、陰のサッカー大国県の千葉。その中でも優秀な選手を排出できている小学年代。ボランティア指導者の質、量とも誇れる街だと思います。また,各地でまつりが盛んな街でもあります。
柏のように1点(1カ所)豪華主義な街でないのが魅力でもあり、課題にもつながっています。我が子が生まれ育った街だから、魅力が少ななければ、創りあげてでも故郷にしたいですね。

②中長期的に見て、松戸市政における最も大きな課題はなんだと思いますか。解決策の提案と併せてお答えください。

なんでも賛成、なんでも反対の議会、そんな議会を煙にまく職員。
課題の先送りと事なかれ体質の改善が必要と思います。
解決策として、行政マンは職務上嘘はつきませんが、聞かれない事は話しません。的を射た質問で、やらざる得ない環境にするのは議員の仕事だと思います。法(条例)の整備と運用幅の明示で行政サービスの向上を図りたい。