こんばんは、がんばるじゃすみんです。


初めての税法として消費税を選んだ訳を書いてみたいと思います。


いまの時点での考えなので、今後変わるかもしれません。

それはそれで、自分の記録としてはいいかと思います。


当初、消費税と相続税で迷っていました。


どちらも実務に必要で法人税よりもボリュームは少ない。


個人的には相続税が好き、というか、興味があります。

税理士試験としてやるのならどうかわかりませんが。


色々な人に聞いた話と自分の私見を総合して

消費税と相続税のメリット、デメリットをまとめてみました。


○消費税のメリット


・ボリュームが少ない

・受験者数が多い

→合格する絶対的人数が多い。

 併願している人も多いので、1科目集中でやれば

 合格できる可能性が高い。

・実務で役に立つ

・受講費が安い


×消費税のデメリット


・2年後に増税の予定があり

 計算が複雑になる可能性がある。

・理論に好き嫌いがある



○相続税のメリット


・実務で有利

→相続の報酬は高くて、知識のある人は少ない。

 税制改正により将来的に相続税が必要になる人は

 今よりも多くなると言われている。

・消費税のような大きな改正はしばらくなさそう。

・おもしろい(私的にはwww)


×相続税のデメリット


・ボリュームが消費税に比べて多い

・最後の受験科目とする人が多く、

 受験生のレベルが高い


上記の事を勘案し、

実際にテキストを借りて見比べて、

消費税にしようと考えました。


中でも大原の相続税の先生と消費税の先生に

聞いたのが大きかったです。


私が一日に取れる勉強時間や、

来年は簿記論を受けるつもりで

年内に概要を勉強したいと思っている事を話した上で

どちらがいいかを聞いたところ、


相続の先生には受験生のレベルが高く

理論暗記に慣れた人が多いから

最初の税法としては薦められないと止められました。


一方、消費税の先生には年内で8割、

2月か3月くらいまでで一通りの論点を終えるので

そこまでがんばれば来年ラクだといわれました。


また、もし来年簿記論を受験したとしても、

消費税の実判レベルでそれなりに手応えを感じれば

翌年は経験者コースからはじめても良いといわれました。


肝心の消費税の改正についての影響は

確かにあるけれど、理論をまったくイチから

覚えなおすわけではないし、

計算のフォローはきちんとするので大丈夫だ、

と言われました。

100%専門学校の話を鵜呑みにすることはありませんが、

受験生としての条件は同じだし、

政策や法改正に振り回されるのは

税理士の宿命だと思えば、これも良い経験かもしれません。


ちなみに、TACに電話をしたら、事務の女性が対応して、

実際に教えている先生に話を聞きたいと

お願いしましたが、断られました。

(改正の話はネットで調べるか、税理士に聞いてください、

 ってトンチンカンすぎる返答をもらって、

 もういいや、って思いました。

 ヒマだったら別の窓口にかけてみます。)


今年だけで消費税がどこまでの

完成度になるかはわかりません。


基礎期でイケそうだと思ったら、

消費税一本にするかもしれません。


そのあたりは柔軟に対応しつつ、実判ぐらいまで

簿記論と消費税の両方をやって、

直前期にどちらか一方に絞りたいと思います。