こんばんは。がんばるじゃすみんです。
ウチの事務所は今日が申告書の提出期限です。
3月決算の申告も無事すべて終わりました。
(といっても私は発送だけですが)
発送業務では少し余裕がある時に
提出する申告書や決算書を見ることができます。
3月決算の法人は大きいところが多いので
申告書を見ているととても面白いです。
課税所得がン百億っていう会社の決算書とか、
厚みがハンパじゃなくて、内訳書の中身に
見たことの無い課目があります。
時間があるときは担当者に決算書を見ながら話を聞くと
業界によって財務諸表も違っていて勉強になります。
勉強だけの理屈ではちょっとヘンな処理だったり、
説明を受けてなるほど~と財表の理論と絡めてみたり、
こういう事ができるのは、税理士事務所にいる職員の特権ですね。
例えば、ある業界では、固定資産に計上している資産の
入れ替わりが激しく、数ヶ月単位で該当固定資産を除却しなくてはいけません。
固定資産除却損が特別損失欄に
いっぱい計上されちゃっているのですね。
その固定資産は会社の営業には必要不可欠な資産であり、
恒常的に発生するものなので、これって経常項目じゃないの?
って思ったのですが、
ずっと特別損失でやってきているので突然変えることはできない、
業界的にもそのように処理するのが通常みたいだ
と担当者に説明を受けました。
つまりは、
企業の長期的、平均的な収益力の把握と
財務諸表間の比較可能性のためにみだりに
これを変更してはならない
のですね。
そんな感じで、実務で出てくることを
財務諸表の理論につなげるクセをつけています。
そうすると、仕事も勉強も楽しくなります♪
もし、いま会計事務所に勤めていなくても、
時間があったらいろんな会社の
財務諸表を見てみるのをオススメします。
電力会社とか資産除去債務が計上されていたりして、
オォ~!!!
ってなりますよ。
さて、また勉強がんばりま~す
今日の勉強時間
3時間