メリークリスマス
今年はあまり年末の実感がなく、普段と同じように過ごしています。充実した有難い毎日です。
ただ、日本では年末の風物詩となっている「第九」が聴こえてくると、今までとは違ったように聴こえます。
「ルードウィヒ・B~ベートーヴェン 歓喜のうた」東京、大阪合わせて全23公演が12月14日に終演しました。
始まった当初は23公演が果てしなく遠い遠い先で、終わりも見えずもがく毎日でした。
正直、乗り越えられるのか不安もありました。
一回一回の公演を大切に、高いクオリティを求めること。
それだけは一回目から二十三回目まで変わる事のない気持ちで、一回たりとも流してやろうと思った事はありませんでした。
小屋入りしてからヴィオラ奏者の体調不良が発覚、東京公演はほぼ毎日奏者が入れ替わり。
優秀な奏者が来てくれましたが、息の合い方がそれぞれ変わるのはしょうがないので、稽古の分を1からやり直すことになりキツかったのは事実(笑)
でも
亀井友莉さん知見寺武さん(お二人の本職はヴァイオリニスト、ヴィオラも素晴らしかったです)
柴田春音さん(春音ちゃんは大阪公演もご一緒しました、素晴らしいヴィオリスト)
3人の素晴らしい迅速な柔軟な対応力のおかげで本当に最小限の合わせ練習で、毎回の公演を乗り越えられました。
本当に本当にありがとうございましたm(__)m
こちらは稽古場。懐かしい~。
無事に終えた初日。
初日に出し尽くして何とも言えない緊張感から解放され、また違う種類の緊張感が続きます。
チェロの湊さん(写真右)はアスリート並みのハードなトレーニングについていってました…
私、頑張ったでしょ(/ _ ; )?笑