「ルードウィヒ・B」
明日の2公演で大阪公演終了、そして大千秋楽です。
明日も朝早いのですが、なんとなくそわそわして眠れずにいます。
明日の今頃にはもう全て終わっているなんて信じられません。終わった時の気持ちも想像出来ずにいます。
今、どういう事を感じて明日を待っているのか自分でも分からないのにブログを書き始めてしまいました(笑)
何ヶ月か前には知らなかった人たちが集まり、今ではそれぞれのプロフェッショナルのプライドを賭けて一つのものを作り上げているなんて本当に不思議…そして本当に興奮する出来事。
すみっこでクラリネットを吹く私もルードウィヒを形作る一つとして、今までの21公演もそうだったように、明日も自分のプロのプライドを賭けて臨みます。
クラリネットの音を聴いた事がない人にも「クラリネットって素敵な音だな」と思ってもらえるように、私の小さな野心として毎回臨んでいますふふふ
今日、役者さんやスタッフさんとゆっくりお話出来たのですが、こうやって生演奏を用いて舞台やミュージカルをやるというのは本当に少なくなってきていますよね。と。
そんな中でも、今回のルードウィヒ・Bはピアノの川田さんとクインテットの生演奏でやるという意味を、一緒にやる役者さんにも感じて楽しんでもらえたら嬉しいし、お客様にも伝わっていればいいな。
元々ミュージカルや舞台はとても好きで、いつかやりたいという思いが強かったので、夢が一つ叶いました。
そして初めての舞台が「ルードウィヒ・B」で本当に良かった。
色々な偶然が重なりこの作品に出会えたこと、そしてカンパニーの皆様との出会いに感謝です。
運命であり必然だと思っています。
「最後まで僕についてきて下さい!」と仰っていた橋本座長。
もちろんです!!!
最後のシーンは普段オーケストラに乗って第九を演奏する時よりも本当に胸が熱く、楽しく、橋本さんは本物の指揮者にしか見えません。明日もいい音楽が出来ますように。
それではまた明日、カンパニーの皆様とお客様にお会い出来るのを楽しみにしています。