感謝!感激!雨霰!!!
今朝、出勤の時にね、
電車で爆睡してたんだけど、
恵比寿駅で『バッチッ!』と目が覚めて、
「よしよし、松子の恵比寿センサー、今日も良好!」
ってなもんで、勝ち誇った顔で電車を降りたのさ。
で、そのまま、イヤホンから流れる
明菜ちゃんの「ミ・アモーレ」にノッて歩いてたの。
そしたら改札を出る直前で背後でスンゴイ気配がしたと同時に
誰かが私の肩をたたくワケ。
一瞬、知り合いかな?って思ったんだけど、
振り向いたら知らない女の人。
「?」って顔の松子にその人が差し出したのがコレ。
ありゃ?
この「松子シール」付きの携帯は・・・
ほかでもない・・・・
松子の携帯じゃん?!
その女性:「コレ、忘れてましたよ」
松子:「ヴェ?」※
※一般的に使われる「えッ?」に似た発音。
コンマ何秒、時が止まる。
すぐに状況を把握し、
「あ、うわ~!!ありがとうございますゥゥ。」
と叫ぶ。
(ホラ、イヤホンで音楽聴いてる人にありがちな、無駄な大声)
そして、立ち去る女の人。
前を向いて歩き出す松子。
~ 松子心の声 ~
「あら~、びっくりしたあ。優しい人だねえ。」
「それにしても松子もうっかりだね、どこで落したんだかねえ。」
うん?
ここでギモン。
松子は一体何処で携帯を落としたのか。
電車を降りて、改札前までは1分とかからない距離。
その間の松子の行動といえば、
「ミ・アモーレ」効果でノリノリで階段を下りていたくらい。
ノリノリといっても、それは心の中の状態であって、
踊りながら階段を下りていた訳ではない。
落とすような事はしていない。。
そこで思い出した女性の言葉。
「これ、忘れてましたよ」
「忘れてましたよ・・」
「忘れてましたよ・・・」
リフレインする「忘れてましたよ」の言葉。
「忘れてた」のだ!
「落とした」んじゃない!!
どこに?どこに???
ねえ、ドコに???
ハッ!!!!
もももも、もしや!!
電車の中じゃあ、ないだろうか!!
おそらく!!
それしか考えられない。
電車で眠りにつく前に携帯をいじっていた事も思い出した。
という、ことはあの女性は電車の中から松子を追いかけて来てくれたのか?
だとしたら、だとしたら!
改札まで来てくれたという事は、
電車を降りて来てくれたのか?
電車は当然、もう出発してしまってるのに!!
なんたること!!
そういえば、女性はホームに戻っていった気がする。
そして、改札で松子の肩を叩くまで、
おそらく声もかけてくれたであろう。
しかも何度も。
しかし松子は気づくことなく「ミ・アモーレ」。
申し訳なさすぎる。
今日は日曜日だけど、その女性は
図面やデザインなんかを入れるような筒状のケースを抱えてたから
仕事に行く途中だったかもしれないのに!!
松子のせいで一本電車を遅らせてしまったかも。
真実はわからないけど、
見知らぬ人の為に電車一本犠牲に出来るなんて、
なんて懐の大きい方なのかしら。
申し訳ないやら、有り難いやらで、
すぐ振り返ったけど見失ってしまいました。
もしかしかしたら、松子の知らぬところで、
なにかしらの連携プレイがあったかもしれない。
彼女以外にも携帯を松子の元に届ける為に尽力してくれた方がいたかもしれない。
なんということでしょう。
有り難すぎて涙がでます。
いつか巡り巡ってお礼ができるように、
松子も今日の彼女のような行いをしていきたいと思います。
本当にどうも有り難うございました。
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