仙腸関節を分割せよ!スパイダーで骨盤ランニングをマスターしよう!
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2013年中学最高記録10秒78
中3にして現役時代の朝原さんと同じ48歩というストライドの広さ!
股関節が柔らかいのか?
いや、実は樋口君は体がかなり硬いんです。
ストライドが驚異的に広いのは、骨盤を左右に分割して使えるからなんです。
樋口君は2年掛けて骨盤を分割してきました。
そのトレーニングが、スパイダー!
スポーツの動作において骨盤の動きは重要だと言われてきました。
一流と二流の違いは骨盤を上手く使えるかと言っても過言ではありません。
しかし一流選手のように骨盤をこう使うんだ!と言われても普通の選手がそれを真似できるでしょうか?
私の答えはNOです。
それは一般の人には骨盤が左右に割れて別々に動くという身体意識がほとんど無いからです。
赤ちゃんの頃は誰でもあったのですが、体の末端である手先足先が巧みに使えるようになると体幹主導で骨盤を動かす感覚を失ってしまうのです。
いや、忘れてしまっただけなので取り戻せるはずです。
その骨盤が左右に割れて動く関節を仙腸関節と呼びます。
簡単に言うと
骨盤を使える=仙腸関節を使える
ということになります。
仙腸関節は一般の人ではほとんど動きませんが、トップアスリートになると、
他の可動関節と同じようにぐにゃぐにゃに動きます。
例えばボールを投げるときに、肩関節だけでを投げるのと、肩甲骨から投げるのでは後者の方が
数段上のレベルで投げることができるのは言うまでもありません。
同じように、脚を使う動作で脚を股関節から使うのと仙腸関節から使うのでは全く運動レベルが変わります。
これは開脚ストレッチなどで股関節が柔らかいから=仙腸関節を使えるとはなりません。
体が柔らかくても仙腸関節が動かない選手は多いのです。
ここで仙腸関節が動くようになるトレーニングを紹介します。
私はこの仙腸関節分割法を通称スパイダーと呼んでいます。
まず膝を90°曲げた状態で股関節を最大限に開いてください。
股関節と膝の高さが同じくらいにします。
この姿勢で上下に骨盤を動かします。
筋肉が伸びてきたら少しずつ股関節を開いていきましょう。
ここまでは一般レベルのアスリートなら普通にできます。
次に骨盤を左右に動かします。
この左右の動きが仙腸関節の動きとなります。
背骨ではなく骨盤をどれだけ大きく動かせるかが重要なポイントです。
慣れてきたら捻るように骨盤で八の字や円を描くように動かせるようになります。
実際のスポーツ動作における、骨盤のキレや体幹で乗り込む感覚と同じです。
できない方でも毎日これを行うと仙腸関節を大きく動かせるようになります。
そして、その変化が徐々にスポーツのパフォーマンスに現れてきます。
スパイダーで骨盤ランニングをマスターできます。
実は、その次の次元があるんです。
体幹を割って、体幹で走る、本当の体幹ランニングを可能にするトレーニングがあります。
近い内にご紹介します。
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はい。こう言ってから2016年11月現在で5年が経ちました。
お待たせしました。
次の次元とはナチュラリゼーションというボディワークです。
寝返りやハイハイといった0歳児が行う神が与えたとも言えるボディワークです。
人間はもっと自由に、痛み無く、そして速く走れるはずだ!
トレーニングという足し算的発想ではなく、野生の力を引き出す為に余計なものを捨てていく。
ナチュラリゼーション step1
ナチュラリゼーション step2-4
そしてこのナチュラリゼーションを加速度的に進化せしめる手と足のダイナミックアーチ理論も完成しました。
人間の能力は生まれ持った才能だけでは決まらない。
変わろうと決心さえ出来れば変わる。
あなたはまだまだ進化できる。
停滞させている鎖を引きちぎれ!
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