アメリカの国際戦略は共和党政権か民主党政権かで全く違うアメリカ国体を理解せよ | はちまんMatsuiコラム

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一級建築士・一級瓦葺き技能士・宅建士・歴史研究 松井秀夫

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「中国が反発、わが国も…」 韓国「歴史カード」便乗

(まずは記事↑をご覧ください)

日本人はアメリカの国際戦略を共和党と民主党ではまったく対照的で違うにもかかわらず日本の国と同じ様にひとまとめにアメリカの政治と捉えているのはアメリカの国を見誤る原因であり大きな間違いであるわけで、この記事はその事が良く語られている内容である事に注目します。

「中国が反発、わが国も…」 韓国「歴史カード」便乗
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130814/plc13081411040010-n1.htm
 

在任中、6度にわたり靖国神社に参拝した小泉純一郎元首相に対し米国はことさら批判したり、参拝自粛を求めたりしてくることはなかった。米国は中国や韓国が反発しても関知しないという方針をとった。


 ブッシュ(共和党)前米政権で国家安全保障会議アジア上級部長を務めたマイケル・グリーン氏が7月16日の都内での記者会見で明らかにしたところによると、中国が台頭する中で「信頼できる同盟国の首脳を公に批判するのは最悪」との、当時のブッシュ大統領の判断などがあったという。


民主党政権で損壊

 だが、3年余の民主党政権は日米関係を大きく損壊。日本の経済的地位の相対的低下とあいまって米側の対日姿勢は変化してきている

 「以前は同じ同盟国といっても、米国務省は韓国より日本をずっと重視していたが、現在では同程度の扱いになってしまった

 日米外交筋はこう嘆く。オバマ(民主党)政権下の日米関係は、小泉-ブッシュ時代のような蜜月とはほど遠い。

 米議会調査局は今月2日、安倍晋三首相が終戦の日の15日に靖国神社を参拝すれば「北東アジア地域の緊張が激化する可能性がある」と指摘した。


これは米政府の公式見解でも何でもないが国内の「空気」は表している。


首相が「タカ派」「ナショナリスト」というイメージは一定程度、米側に浸透しているからでもある。

 首相は15日に参拝しない方針だが、それでは秋に参拝した場合、米国はどう出るだろうか。外務省幹部はこうみる

 「米政府の公式な声明で批判することはしないだろうが、内々にはかなり厳しい反応をすると思う」

 これでは、首相の目指す「日米同盟の強化」による中国への牽制(けんせい)や、拉致問題解決のための北朝鮮包囲網にもほころびが生じる。首相周辺は「参拝までに、米国を納得させなければならない」と強調する


「筋違い」米に説明

 実際、日本政府高官は今春訪米し、米政府高官らに首相の歴史に関する考え方を説明して回った。靖国参拝に関しては「中国の言う軍国主義化など全くない」と述べた。韓国の反発については、こんなやりとりがあったという。

 日本政府高官「そもそも日本は韓国と戦争をしていない。戦没者をまつる靖国への参拝に関し彼らに文句を言われる筋合いはない」

 米政府高官「初めて聞いた。そうだったのか…」

 

韓国は今でこそ「日本政府、政界や指導者の靖国参拝はあってはならない。韓国政府の立場は明確だ」(5日の趙泰永外務省報道官の記者会見)との見解を示している。だが、韓国政府が靖国問題を強く主張しだしたのは最近のことだ。

 「ハイレベルで靖国参拝に批判の声を上げだしたころ、韓国政府当局者に『直接関係ないだろう。なぜなんだ』と理由を聞くと中国が反発しているのでわが国も何か言わなきゃ…』ということだった」と、外務省幹部は振り返る。

 

韓国では日本の朝鮮半島統治時代の徴用をめぐって日韓請求権協定を無視した賠償命令が相次ぐなど「道理」より「感情」を優先した対応が目立っている。靖国問題も「反日」の格好の材料にされている。

 中国も李源潮国家副主席が3日に鳩山由紀夫元首相と会い、首相や閣僚の靖国参拝を牽制したが、昭和60年に中曽根康弘首相(当時)が公式参拝するまでは歴代首相の参拝に抗議などしてこなかった。

日本側の反応見て

 中韓が日本に優位に立つために使う「歴史カード」は、日本側のナイーブな反応を見て比較的近年に多用するようになったものだ。

 時の首相による靖国参拝こそが、日中、日韓間に突き刺さった「トゲ」であるかのような論調は、国会でもメディアでも後を絶たないだが、それが明白な錯誤であることは至極簡単に論証できる。

 

民主党政権の3代の首相はみな、自身の靖国参拝を明確に否定していたがこの期間に日中、日韓関係は戦後最悪になったからだ

 

7月半ばに訪中し、習近平国家主席に近い民間の中国要人らと会ってきたという飯島勲内閣官房参与はその目的の一つが靖国の「根回し」だったと明かす。

 「2日間にわたって中国側に首相の靖国参拝の意義や目的について、滔々(とうとう)と語ってきた」

 いずれ首相は靖国に参拝する可能性が高い。米中韓各国を相手に、歴史分野においても「日本を取り戻す」戦いは始まっている。(阿比留瑠比)

                   ◇

祭神には幕末の志士も

 靖国神社は明治維新時の新政府軍と旧幕府軍による戊辰戦争で戦死した兵士らの霊を慰めるため、明治2(1869)年に「東京招魂社」として創建され、12(79)年に現在の名称になった。「国を靖(やす)(安)んずる」の意味で、明治天皇が命名した。先の大戦はもちろん日清、日露戦争の戦死者のほか、吉田松陰ら幕末の志士も合祀(ごうし)されている。祭神総数は246万6000柱余にのぼる。

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(転載は以上強調部は松井による)


たとえば安部首相の靖国参拝を難しくしているのは、どうも中韓よりアメリカへの配慮が大きいという事に注目すべきではないでしょうか


そこで、アメリカの政治戦略は共和党の政権か民主党の政権かで全くというくらい違う事を日本人はどれほど知っているのでしょうか、この事は先のブログ


ドーク教授は中国の反日歴史攻撃は戦争に敗れた国を使い自己を正当化する為だと

http://ameblo.jp/matsui0816/entry-11592754132.html


で「二つのアメリカ」というところがありますので、そこを今一度見て頂きたいわけですが、共和党のブッシュと民主党のオバマでは日本との関係が違う事をよくお考え頂きたいわけです。


本当は 深田 匠著の日本人が知らない「二つのアメリカ」の世界戦略 をまずじっくり見て頂いた方が一倍良いと思います

日本人が知らない「二つのアメリカ」の世界戦略 / 深田 匠①
http://jpn.yamato.omiki.com/documents/two_america/4-1.html
日本人が知らない「二つのアメリカ」の世界戦略 / 深田 匠②
http://jpn.yamato.omiki.com/documents/two_america/4-2.html


勿論アメリカの全てではありませんが日本人がかの大戦の間違いに未だに気付かず、 戦争の原因も間違って理解させられ、今もその間違った理解の上で論議されていますので、筋が通らない結果に日本人は戸惑い続ける状況を続けています


そしてこれを利用して日本に高圧的な政治的軍事的圧力をかけて来ているのが中国や韓国という流れなのです。


特にアメリカの民主党のバックといえば国際金融であったり兵器産業であったりしています、特にアメリカの兵器産業は世界の50%以上のシェア(市場)を持っています、この産業の維持と儲けには何が必要でしょうか、それは申すまでもなく、国際間の緊張や国内での緊張状態です。


これを装飾するのが情報を伝えるマスコミであるわけですが、国際金融の力はそのマスコミを牛耳っている現状があります、特に日本の行動を批判的に中国の動きを擁護するかの様な発言で注目される米のニューヨークタイムスとか英のフィナンシャルタイムスなどは有名です。


過って日本がアメリカのイージス艦を採用するかどうか迷っていた時に北朝鮮がミサイルを発射、それでスッと法案が通った事がありますが、そのタイミングからアメリカと北朝鮮との裏での繋がりが指摘されたりしています。


北朝鮮がミサイルを発射しても、大きな制裁は行われませんし、北への人道援助というモノは色んな理由でアメリカから行われたりしています。日本人はどうしても日本的に世界を見る様ですから、約束や付き合いはキチンと守るモノだと思っていますがそれは日本だけの常識の様です


世界は平和とは自由平等という言葉を使って自分達に利益がある事は正しいという裏と表を使い分けて、日本に対してはもっと金を出す様に周囲の条件作りを進めていると見られています。


フーバー大統領の回顧録では先の大戦でアメリカ民主党のルーズベルト大統領が日本を戦争に引き入れたこと、その事をマッカーサーに聞いた時に否定しなかった事が書かれています、共和党は戦争反対でしたこの事は先のブログ

ドーク教授は中国の反日歴史攻撃は戦争に敗れた国を使い自己を正当化する為だと
http://ameblo.jp/matsui0816/entry-11592754132.html

でも説明させて頂いておりますので、ご再読頂ければと存じますが

欧米列強が世界を席巻し植民地を増やして行った中で、アジアの最東端の国、日本は植民地に出来なかったわけです


それどころかドイツでも勝てなかったロシアにアジアで唯一勝っているのは日本です、世界が驚いたイギリスの不沈戦艦を2隻も沈めたのは日本です、マッカーサーが来て日本が貧乏なのに驚くと共に、それ以上にこの国がイギリスやフランスが出来なかった連合艦隊を作った事に驚嘆しています。


そして広大なアジアの植民地を全て西洋列強の手から離れる様にした日本は日本人は考える以上に「やられたという感覚」のある欧米列強からは脅威と見られているようです


今、日本が一体どうなってんね、という感じで世界の中で活動しているわけですが、この様な不可思議な状態になるという事は日本が明治以来世界を知る事と己を知る事に目を向けて来なかった事に気付けよ、という動きではないかと申しあげたいわけなのです。




はげみになりますので宜しくお願いいたします

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