スーパーGT オートポリス リリース | 松田秀士ブログ

松田秀士ブログ

スローエイジングでお浄土までぶっ飛ばせ!!

今日は楽しみなF1日本GP!
そんな忙しい時に、今頃オートポリスのリリースUP!です。
まぁ、暇なときにでも目を通してくださいな(^^ゞ

スポンサーを含め関係者の皆様、本当にありがとうございましたm(__)m

次戦出場に関しては、分かり次第書き込みます(^^)v
松田秀士


ここからはリリースです。

2012 SUPER GT SERIES ROUND7 SUPER GT IN KYUSHU 300KM
2012スーパーGTシリーズ第7戦
SUPER GT IN KYUSHU 300KM(オートポリス・大分県)
距離:4.674km×65周(303.810km)
予選:9月29日(土)晴れ・観衆:11,200人(主催者発表)
決勝:9月30日(日)晴れ・観衆:21,100人(主催者発表)

松田秀士(JLOC)
タイヤ無交換作戦で15位完走

 松田秀士(まつだ ひでし/57歳)は、山下潤一郎(やました じゅんいちろう/42歳)とともに国内最高峰のGTカーレース「SUPER GT」のGT300クラスに、2012年シーズンより「#86 Verity BOMEX ランボRG3車両(GALLARDO RG3)」で参戦しています。しかし、保管倉庫の火災でマシンが焼失したため、第7戦オートポリスには松田のみが「#85JLOC Verity ランボRG3」で坂本祐也とパートナーを組んで出走しました。アップダウンのあるテクニカルコースのコンディションは、接近する台風17号の影響で悪化します。しかも、松田にとっては乗り慣れないマシンで難しいレースとなりました。松田は予選17番手からスタートを担当、マシンのバランスを調整しながら32周を周回し、パートナーの坂本へ無事に引き継いで15位フィニッシュを果たしました。

■9月29日:公式練習~予選
公式練習/24番手 2分00秒043(坂本祐也)
予選  /24番手Q1:24番手・2分06秒928(坂本祐也)、Q2: ― 、Q3: ―
 午前中の公式練習では、まず坂本がステアリングを握り走行を開始しました。しかし、ワイパーが動かなくなるトラブルが発生し、ピットインを繰り返すことになりました。セッション後半、松田に交代。松田は乗り慣れないマシンのスイッチ類を確認しながら周回し、2分2秒前後のペースでラップタイムを刻みます。そしてウェット路面に適したセッティングを探り、フロント側のサスペンションを柔らかくすることでアンダーステアを消すことに成功しました。松田のベストタイムは2分02秒190でした。午後の公式予選前に雨脚が強くなり、タイムアタックはヘビーウェットコンディションで行われました。Q1は坂本が担当しましたが、タイムは2分06秒928に終わり、Q2進出は果たせませんでした。

9月30日:フリー走行~決勝
フリー走行/ノータイム
決勝/15位 60周・2時間10分17秒112
 午前9時20分からのフリー走行では無線にトラブルが発生したためコースインが遅れ、まず松田が走り出したものの、ほどなく霧による視界不良のためセッションは赤旗中断となりました。フリー走行は午前11時へ延期されましたが、霧はさらに深くなって結局キャンセルされました。スタートを担当する松田は、決勝前のウォームアップの時間を使ってブレーキに当たりをつけ、レースに向けたタイヤ選択を探りました。スタート時には霧は晴れましたが霧雨は降り続き、難しいコンディションは変わりません。松田はここで、タイヤ交換をせずにレースを走りきれるインターミディエイトタイヤを選択してスタートに臨みました。レースはウェットコンディションを考慮してセーフティーカー先導で始まりました。松田はレース序盤、18番手で周回を重ねます。GT300クラス首位が12周を終えた段階で、アクシデント処理のためセーフティーカーがコースイン。セーフティーカー先導によりレースが再開されたのは15周終了時点で、松田はブレーキバランスやスタビライザーに調節を施し、マシンのバランスをタイヤに合わせてセッティングしながら周回します。そして31周を走り終えた段階でピットイン、マシンを坂本に引き渡しました。松田のベストタイムは1分58秒350でした。その後、坂本は順位を15番手にまで上げて29周を走行、無事にフィニッシュしました。

■松田秀士のコメント
「予選では行けそうな雰囲気でしたが、GT3車両があまりにも速すぎて無理でした。坂本選手はよく頑張ったと思います。我々のRG3にはABS(アンチロックブレーキシステム)がついていませんから、GT3との性能差は特に濡れた路面になると、いかんともしがたいです。ウォーミングアップではインターミディエイトタイヤが使えるかどうかを探りました。レインタイヤのソフトの方がフィーリングは良いのですが、僕はラインが乾いてくると思っていたので、インターミディエイトならノーチェンジでいけるかもしれないと、インターでいくことにしました。スタートしたら雨が降ってきたうえ、今まで使ったことのないタイヤでアンダーステアが強くて、少々しんどかったです。走りながらスタビライザーやブレーキバランスをいじって調整を行いました。坂本選手に渡すときにはアンダーステアが強いながら、まずまずの状態にまで仕上げられたと思います。坂本選手はそれでがんばってくれ、路面が良くなってきたこともあってどんどんタイムを上げましたね。僕が考えた戦略が当たってくれて良かった。ただドライバー交代のときにシートベルトが隙間に挟まってしまい、タイヤノーチェンジで稼げるはずの時間を20秒ほど無駄にしてしまったのは残念でした。コンディションを考えればRG3でできることはすべてきちんとできたと思います。ラップタイムも良かったし、予想したよりも良い順位で終われました。もう少し時間があればドライバーポジションも含めてやりたいことはあったのですが、雨なども含めて条件が悪い中、やるべき仕事はこなせたと思っています」