老舗の地力と工夫にこそ至高の愉悦が埋まっていると言っても過言ではないのだ。 | TRUMPET 9/39 since 2011 JAN

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喇叭を吹いて39年 うち30年は回り道 四十路になって辿り着く これが喇叭の鳴った音 

何故鳴らないワタシの喇叭 悩む貴方に伝えたい 狭い見方を捨て去れば 向き不向きではないのだと

はい、イツモのアレ風で失礼しました、が松ブです。

贅沢を承知で、年末、年越しの区切りに弦の張り替えを。
お馴染みニッケルブロンズの0135という謎のゲージを遂に試してみました。

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balanced tensionという言葉がついているがなんのコッチャ。
ほんでこの半端な0135ってなんや、と思いつつ大きく期待もせずに試し。

この商品、1-2弦はミディアムより太く、6弦はミディアムに同じ56、で、3-5弦がライトと同じという構成で、全体のテンションバランスをとっているそうな。

結局、上下太くもっていって間は細め。
ふ〜ん。

凄い。

大暴れ。
しかもキレる。

なのに音像深い。

緩めの3-5弦が大きく振れているであろうことはイメージできるが、それにしてもこの鳴り方は尋常ではない。

こういう新商品は大歓迎。
流石の老舗。
冗談抜きで、当分これ以外は使えんと思う。

太けりゃええと言う訳ではないぞ、と。

嗚呼、まだまだ工夫が足りんよなあ。

だから、来年も愉しくするぞ。

まだ年内更新するかもしらんけど。

松ブ