嬉しい報告 | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

不育症でお世話になりました。先日、2930gの女の子を無事出産致しました。
36w0dに破水し、約3日間陣痛に苦しみ、促進剤を使ってようやく子宮口が開き出しましたが、私がへばってしまい36w3dに帝王切開にて誕生致しました。後になってから自然分娩でもっと頑張れたのではないか…と後悔もあります。

 

不育症の原因が分かり適切な治療法を指導頂き、経過も丁寧に診て頂き妊娠継続、出産に至れたことは、松林先生をはじめ先生方やスタッフの皆様のお陰です。

良くないイメージばかりが頭をよぎりなかなか妊娠生活を楽しむことが出来なかったのですが、治療方針と赤ちゃんの生命力を信じてここまでくることが出来ました。なんだか実感がわかないような不思議な感覚ですが、我が子のかわいさとようやく手に抱けた喜びを噛み締めながら、育児に奮闘しております。

Q 次回の妊娠を考える際には早めの再度不育症検査をした方が良いのでしょうか。
 
A 産後、不育の検査でひっかっていた部分の採血を行ってみると、良くなっていることがあります。まずは、断乳後、外来を受診してください。検査してみましょう。