嬉しい報告 | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

2015.8.28「Q&A801 最後の治療に向けて」で質問させていただき、先生に何度かアドバイスいただきました。

私も採卵すると数多くとれ、胚盤胞も多かったのですが、なかなか着床が上手くいかず、諦め始めた時、最後の胚盤胞2個移植で妊娠できました。2つとも着床できたのですが、心拍が確認できたのはひとつ。もうすぐ7カ月に入ります。今まで上手くいかなかったので、妊娠できたことがまだ信じられない感じです。

今まで、移植後は少し神経質になっていたと思います。今回は最後の移植で、少し諦めもあったため、先生が言われる ニュートラルな気持ちになっていたと思います。

出産時は45歳。超高齢ですが、仕事も続けています。体調を整えて、お腹の赤ちゃんに会える日を楽しみにしているところです。今妊活中の方に、私の様に超高齢でも妊娠できることをお伝えしたくコメントしました。

また、先生には何度もアドバイスいただき、ありがとうございました。先生のブログに励まされここまで頑張れたと思います。これからも、ブログ更新 楽しみにしています。暑い時期です。くれぐれもお身体に気をつけて下さい。ありがとうございました。



コメント:「高齢だから、、、」と年齢だけで片付けてしまうと、思考がストップし、進歩はありません。当院では年齢制限を一切していませんが、45歳前後で妊娠される方は少なくありません。年齢以外の要因を全て潰して、やるべきことをやって、結果を受けとめるのが良いと思います。そうでないと悔いが残ります。「高齢だから刺激周期はしない」というのにも明確な根拠はありません。刺激できるヒトには刺激をお勧めいたします。