嬉しい報告 | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

最近、嬉しい報告が相次いでいて、本当に嬉しい限りです(が、論文の紹介ができていません)。
今回は特にその想いがひとしおです。
通院に制約のある方、体外受精まで踏み切れない一般不妊の方に対して如何なるサポートができるか、私にとってチャレンジでもありますが、ブログのQ&Aコーナーならではのクリーンヒットだと思います。

2016.1.26「Q&A981 橋本病、田舎暮らし、タイミングのみ」で質問させて頂いたものです。

その後、先生のアドバイス通り甲状腺の値が落ち着いていたため卵管造影検査を行うことになりました。左の卵管が少し細いか癒着している可能性があるという結果だったため、主治医から右の排卵時のみ人工授精をしましょうということになりました。卵管造影検査後1回目の周期は残念ながら左からの排卵になり通院もせず排卵検査薬でのタイミングをとりました。高温期はいつも妊娠の事ばかり考えていましたが、この周期は左からだからと次の周期が来るまでのんびりしていました。しかし、左からの排卵で自然妊娠することができ現在13週になりました。
卵管造影検査で卵管の通りが良くなったことと、先生がおっしゃっていたニュートラルな気持ちがよかったのだと思っています。まだまだこれからどうなるかわかりませんが妊娠できたことがとても嬉しくて報告させていただきました。先生にアドバイス頂き妊娠できたことを感謝しています。