最近読んでよかった本 その11 | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

最近読んでよかった3冊を簡単に紹介します。
なお、紹介の順番は五十音順にしています。


「仮面病棟」知念 実希人
天久鷹央シリーズとは異なる長編の本格推理小説です。病院に立てこもる強盗犯に立ち向かう当直医の活躍にご期待ください。


「ケトン体が人類を救う」宗田 哲男
現役の産婦人科医である著者が、新たな視点から、糖尿病や妊娠糖尿病の治療を目指す奮闘ぶりに共感します。新しい発見をする時は必ず叩かれる、いつの時代もそうでした。糖質制限の妥当性を明快に示した本書は、歴史的な一冊になる可能性を秘めています。


「扼殺のロンド」小島 正樹
エキナカ書店大賞受賞作の本書は、奇想天外なトリックに卓越した著者が繰り出す連続殺人事件。どのようなトリックなのか、最後まで目が離せません。